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2020年度 明治学院大学 消費生活相談フォローアップ講座が開催されました

レポート

2020年度 明治学院大学 消費生活相談フォローアップ講座が開催されました

 

 2020年12月5日(土)13時30分~15時30分、オンライン配信で、「キャッシュレス決済、今年のトピックス」をテーマに、消費生活相談フォローアップ講座が開催されました。

 昨年までは白金校舎で、講演とパネルディスカッションを組み合わせた形で開催していましたが、今年は初めてのオンライン配信「YouTube Live(ユーチューブ・ライブ)による中継」を試みました。

 また、今年は、講師である山本正行さん(山本国際コンサルタンツ代表・法学部非常勤講師)のお話を、本学の圓山茂夫(消費情報環境法学科教授)が聞き手となる、対談形式で行いました。

 講座の前半は、山本さんに、クレジットカードの法律(割賦販売法)と、キャッシュレス送金の法律(資金決済法)が改正されたので、そのポイントや実務への影響をうかがいました。

 講座の後半は、山本さんから、クレジットカードの「タッチ決済」(カードを読取端末に差し込むのではなく上にかざす、非接触型の方法)が今後普及することや、インターネット販売で他人がなりすまして不正使用することを防ぐ「3Dセキュア」(スリー・ディ・セキュア)という方法がネット販売に組み込まれつつあることが説明されました。消費者はカード番号等が漏洩した場合でも被害の拡大を防ぐために、暗証番号を使い回さず、販売業者ごとに変えることが大切とのお話に納得しました。

 全国の消費生活相談員など約70人が視聴をしました。

              対談する山本正行さん(右)と圓山茂夫教授(左)