2019年10月8日

ウィスコンシン大学

UWMでのクラブ活動

アメリカに来て一ヶ月以上が経過しました。日本では放課後にサークルの練習やバイト、友達との予定がぎっしり詰まっていた生活でしたが、アメリカに来てまず感じたことは、「勉強以外にやることがない!!」でした。4ヶ月半の留学生活、こんな調子じゃ無駄にしてしまうと焦りを感じていました。

留学先をアメリカに決めた理由の一つに、現地でダンスレッスンに通うことがありました。ダンス発祥の地のダンサーの踊りを自分の身体で感じることが出来る機会なんて滅多にないと思ったからです。しかし、UWMの近くには有名なダンススタジオはありませんでした。何件か体験に行くも、しっくり来ず。踊れない4ヶ月半になるんだなぁと絶望していました。

九月中旬、お昼休みに外を歩いていたら、クラブ活動やサークルのようなものの勧誘イベントが行われていました。そこにはHYPEというストリートダンスチームのオーディションの広告もあり、見つけた瞬間サインアップしました。次の日に4時間のワークショップが無料で受講でき、さらに次の日にはオーディションがありました。

無事オーディションに合格し、練習が始まりました。しかし、熱血監督の15分にも渡る話の内容は6割しか理解できず。マネージャーに、今後の日程についての説明をされるも、理解とメモが追いつかず。初日から心がスタズタでした(笑)

ダンスは言語が違っても、曲と自分の体さえあれば繋がれる最高のツールだと思っていたのに、大きく覆された瞬間でした。

週二回の練習で、今学期には3つのショーケースを披露する場があるそうです。練習の雰囲気は、日本よりも何倍もいいです。誰かがすごくいいパフォーマンスをすると、チームメイト全員で褒めあって叫びあっています(笑)日本のサークル活動では得ることのできないまた新しいダンスの楽しさを感じることができています。

アメリカで、自分の好きなことに没頭できる時間が増えたことがとても嬉しいです。クラブ活動に参加することは、英語の勉強だけでなく文化や別の国の価値観に触れることが出来る貴重な時間だと思います。私にとって、HYPEは授業では一緒になることのない現地の大学生と友達になって好きなことで繋がることが出来る素敵な機会です!

(O・R)