私はルームメイトよりフラットメイトとの方が交流する機会がたくさんありました。なぜなら私のルームメイトはインドアで、平日は授業が終わったら寝るまで友達と電話しながらゲームをするか、ネットフリックスなどで洋画を観るかの二択でした。そのため私は彼とほとんど話す機会がなかったです。一方でフラットメイトの中国人はとても外交的な性格で、私はほとんど彼と夜ご飯を食べたり、お酒をのんだりして過ごしていました。
そんな彼とは私が入寮して約1週間後に対面しました。当時彼の髪色はピンク色で私は内心陽キャな子なのかな?(笑)と思って少し怯えていました。しかし喋っていくにつれて彼は穏やかで友達想いの性格の子だということが分かっていきました。
けれど入寮して半月が経ったある日、授業終わりに私は何も予定がなかったので彼にパブに行かない?と誘ってみました。ところが彼は私に曖昧な返答をして、結局行くことができませんでした。私自身もっと彼とは仲良くなりたかったので何回かお出かけに誘いましたが、最終的にパブに行けたのは入寮して1か月後でした。そのことについて仲良くなったあとに聞いてみたところ「私たちはまだあまり仲が深まってなかったから行くかどうか渋っていた。だけどあの時もっと早い段階でそういった交流をしておくべきだった」と後悔していました。
それからレストランやパブに行くようになり、そこでたくさんの彼の友達と仲良くなることができました。実際私は今でもその人たちとは連絡を取っていて、私にとってかけがえのない存在です。そしてこの出会いを与えてくれたフラットメイトには感謝しかないです。
そんな彼との思い出で1番印象に残っている出来事は私が日本に帰国する前日にフラットメイトと部屋のゴミをゴミ捨て場に捨てに行く途中で彼が突然泣いてしまったことです。彼は私を含め、明学の学生と過ごした日々が楽しくてもう会えなくなるのが悲しいと言っていました。彼は本当に素敵な人でした。私はその時これからも私にとっての一生涯の友達でいてほしいと思いました。
帰国してから私たちは何回か電話をしました。今年中には日本に行くと言っていたので、もし彼が来日してくれたら沢山おもてなしをしようと思います。そしてその頃までにもっと英語が流暢にしゃべれるように準備をしたいと思います。
最期までお読みいただいてありがとうございました。最後にフラットメイトに連れて行ってもらったアジアンレストランと中国料理の写真を添えます。