留学生活を振り返ると、私にとって一番印象に残っているのは、ルームメイトやフラットメイト、そして授業で仲良くなった友達との思い出です。ルームメイトはベトナムから来た子で、フラットメイトはフランスとノルウェーから来た子たちでした。最初は自分の英語力に自信がなくて、ちゃんと仲良くなれるかとても不安だったのですが、みんながとても優しくて、私のつたない英語でも一生懸命聞いてくれて、そのおかげであっという間に打ち解けることができました。
私たちは、二週間に一度のペースで自分たちの国の料理を作ることが習慣になっていました。それぞれの国の料理を一緒に作ることで、お互いの文化や食べ物に対する愛情を感じながら、自然とたくさん会話をするようになりました。これがきっかけで、恋愛の話や最近悩んでいること、辛いことなどもすぐに共有するような親しい関係になりました。ある日、フラットメイトの一人が彼氏と別れてしまったとき、私たちはサプライズでブラウニーをみんなで焼き、その日一晩中話を聞いてあげました。
私とルームメイトだけが留学期間中にアイルランドで誕生日を迎えることができました。サプライズで誕生日ケーキを作り、私の誕生日の時にはマカロンを作ってくれて、さらに素敵な手紙ももらって、本当に嬉しくて幸せな時間を過ごしました。誕生日という特別な日を異国の地で過ごすことができたのは、私にとって宝物のような思い出です。
他にも、ルームメイトがタロット占いをしてくれると言って、キャンドルを灯して雰囲気を作りながら、みんなで盛り上がったこともありました。タロット占いが予想以上に面白く、みんなのことを占ってもらいながら、笑い合って過ごした時間は本当に楽しくて、心からリラックスできた瞬間でした。
クリスマスの時期には、フラットメイトとその友達と一緒にクリスマスマーケットに行きました。冷たい空気の中で、色とりどりのライトが輝くマーケットを歩きながら、温かい飲み物を飲んだり、素敵な手工芸品を見たりして、最高のクリスマスの思い出ができました。帰国の前日には、ケーキやパイナップルクッキー、お菓子、そして手紙をもらい、涙がこぼれそうになりました。本当に帰国が悲しくて、別れが惜しかったです。
授業で仲良くなったベトナムから来た友達とは、毎回の休み時間にくだらない話をして過ごしました。休みの日に遊びに行ったときにはPhoto boothで写真を撮ったりカフェでおしゃべりし、まるで日本の友達と一緒に過ごしているかのような気持ちになり、その気持ちがとても嬉しく、幸せでした。授業で知り合った子ともこうして友情を築けたことは、私の留学生活の中で本当に大切な宝物となりました。
I.H