教員からのメッセージ

教授

高田 寛

Hiroshi Takada

人事異動がきっかけでグローバル×法律に深く携わる。

若い頃、大学・大学院ともに情報工学を専攻しまして、大学院修了後は、地元のテレビ局にシステムエンジニアとして就職し、システム開発・運用に従事していました。その後、外国語専門学校の教員となり、コンピュータ、オフィスオートメーション関連の授業を担当していました。

32歳の時に上京し、当時、IBMに次ぐ世界第2位のコンピュータ・メーカーであるDigital Equipment Corporationの日本法人に、技術教育エンジニアとして入社し、最新のコンピュータの技術教育を、お客様に対して行っていました。このように、その頃の私は、まったく法律に関係のない仕事をしていました。

ところが36歳の時、会社の人事異動により、法務本部に移動となりました。その後は、法律に関係する仕事をしています。法務本部での主な担当は、輸出入管理、貿易・国際取引、公共政策関連業務です。法律についてはまったくの無知であったため、独学の末、大学院に再度入り直して、法律学を一から勉強することにしました。また、その後は、アメリカのLaw Schoolでアメリカ法を勉強しました。この間、日本法人から米国本社に移籍となり、世界全体の貿易・国際取引を統括するWorldwide Trade Groupの一員として、Asia-PacificのTrade業務を担当しておりました。約15年近く、上司も部下も外国人という環境の中で仕事をしておりました。

グローバル企業でのさまざまな体験に基づく、実践的なノウハウも。

ところが、勤めていたDigital Equipment Corporationが、Compaq Computerに買収され、またその2年後に、Hewlett-Packard Companyに買収されるという事態に遭遇しました。大規模なM&Aを実際に体験しました。今になって思えば、大変貴重な経験ができたと思います。また、M&Aにより、法務本部だけでなく、業務管理本部、生産物流本部、マーケティング本部、人事本部、人材開発本部で仕事をする機会に恵まれ、グローバル企業の色々な部門の仕事をいくつも経験しました。

このように、元々コンピュータエンジニアだったため、特に、技術と法の関係に関心があり、IT関連だけでなく、最近は、再生医療、生命倫理、遺伝子組換技術に関する法律問題を研究しています。現在、学部では、英米法、グローバル企業法、大学院では、ビジネス総論、国際取引法を担当しています。

Hewlett-Packard Company退職後、日本のIT企業の法務部長をしていましたが、その後は、富山大学経済学部経営法学科で、商法、会社法、国際企業法務、ITビジネス法などを担当していました。現在、学外の活動としては、企業法学会理事、国際取引法学会理事、GBL研究所理事を務めています。このように、現在は、法学部の教員として教育・研究に携わっていますが、アメリカのグローバル企業に長く勤めていたため、授業では、教科書には書いていない私の実体験に基づく話もしております。

コミュニケーションを楽しむための道具として、英語を会得して欲しい。

グローバル企業に勤務し、上司、部下共に外国人でしたので、当然、英語によるコミュニケーションをしておりました。英語は若い頃から嫌いではありませんでしたが、決して得意ではありませんでした。何度も聞き取れず失敗をしました。また、自分の言いたいことが上手に言えず悔しい思いをしたことが多々あります。ネイティブのように英語を話せる友人が羨ましかったことが思い出されます。

ただ、何もネイティブのように英語をペラペラしゃべる必要はないと思います。それよりも、英語という道具を使って、相手とキチンとコミュニケーションが取れることが何より大事だと思います。グローバルな世界では、英語を母国語にしている人よりも、外国語として英語を使っている人の方が多いのが現実です。そういう人たちとも、キチンとコミュニケーションが取れ、そして、専門である法律分野でグローバルな仕事ができたら、さぞかし楽しいでしょうね。このような素晴らしい世界がグローバル法学科の学生さんたちの将来に待っているのではないでしょうか。

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