消費者情報環境法学科1期生の穂刈です。今は株式会社イロコトというWeb制作会社の代表取締役を務め、このWebサイトの制作もお引き受けさせて頂きました。大変光栄な機会をありがとうございます。
学科発足当時は西暦2000年だったということになりますが、当時は、スマートフォンなど存在もしていない所かインターネットも一般的には普及していない時代でした。
そこから20年間で世界は大きく変化し、インターネットは世の中で当たり前のものとなりましたが、同時に新たな課題も多く累積してきています。
直近ではコロナ禍により、ハンコの廃止が提言されるようになりました。これにより実物の書面のみでしか締結できなかった契約書が電子契約書となっていく動きは加速して行くはずです。買い物は、実店舗に行くのではなく、オンラインショッピングでの購入がより増加しました。これにより個人情報の流出やオンラインでの詐欺などの社会問題もより増加するはずです。
これからの時代は、昔の法律のままでは対応ができない、今まで体験したことの無い事象がより増えていきます。しかもかなり早いスピードで。いま必要なのは、新たな課題に対して新たな発想で解決策を講じられる知識、そして実行解決をしていく行動力です。
消費者情報環境法学科は、2000年より現在の2020年の方が社会に必要とされる学科になっていると感じています。
現役生の方はより積極的に知識を仕入れ、社会人経験をいち早く積んで行かれることを推奨します。教授の皆様にはより現代に適した知識提供を行って頂ければと願います。我々卒業生は、学科で得た知識/経験をより磨き、社会に良い影響を与えられる行動を出来るよう努めていきたいと思います。