消費情報環境法学科創設20周年を寿ぐ

法律学科所属 福田 清明

京籐先生が法学部長であった2000年4月に創設された明治学院大学法学部消費情報環境法学科が20周年を迎えます。誠におめでとうございます。私は、同学科に2000年から2003年まで籍を置き、2004年に法科大学院創設と同時に移籍し、法科大学院閉校後2017年4月に法学部に戻り、1年間だけ再び消費情報環境法学科に在籍しました。現在は、法律学科におります。このように私は、消費情報環境法学科の草創期に同学科で教鞭をとっておりましたが、2004年以降の学科の発展については、外から見ていただけです。もっとも、民法科目を担当している私が、消費情報環境法学科の学生を教えることはよくあります。ゼミ生にも同学科の学生がおります。

2003年に消費情報環境法学科の主任を勤めたこともあり、10周年記念に続いて20周年記念でも、祝辞を寄せるように促されました。草創期の思い出を話そうと正確な事実を知るためにパソコンのハードディスクから関係あるファイルを検索してみました。しかし、まとまったことが記録してあるファイルは見つかりませんでした。ところが、WEB上に、極めて便利なサイトがありました。それは、「明治学院大学法学部消費情報環境法学科設立10周年記念」と題するホームページです。そのURLは以下の通りです。
http://www.meijigakuin.ac.jp/~mgujc10/mgujc10/message/graduate/message_graduate.html

私が話そうとした草創期のことは、上記ホームページの10年間の歩みの「学科主任近況報告」と「座談会」に正確に叙述されています。さらに、先端法学10年間の歩みの「環境法の10年間」、10周年に寄せてメッセージの「10年間で貢献いただいた先生方メッセージ」及び草創期からいらした教員の「現職教員メッセージ」で、学科のコンセプトや理念、当時の学生に対する思い、苦労したことを楽しかったことが異口同音に語られています。多くの教員が同じ感じ方をしていることに驚きました。

上記ホームページのどこにも、2000年発足時の学科専任教員名がまとまって記されていないので、お名前と専門分野を書きます。これらの同僚教員と4年の間、気持ちよく働くことができました。自然科学系の教員は、伊藤千秋先生(素粒子論、数式計算)金子敏明先生(宇宙物理学)、黒田正明先生(高エネルギー物理学)菅野忠先生(化学、物理化学)、鶴貝達政先生(情報科学)で、法律系の教員は、阿部満先生(環境法)、河村寛治先生(国際取引法、国際私法)、京籐哲久先生(刑法、経済刑法)、小宮靖毅先生(商法、証券取引法)、坂本正光先生(アメリカ法)、執行秀幸先生(消費者法、民法)、平川幸彦先生(経済法)、宮地基先生(憲法)、福田清明(民法)です。専門分野は私のうろ覚えにしたがって記入しました。間違っていたら御免蒙りたく存じます。個人的な感想を申せば、自然科学系の諸先生と交流がもてたことと、京籐先生と法律学科、消費情報環境法学科、法科大学院で同僚であったことは幸運でした。合理性、人徳、能力とは何かを具体的に見ることができたからです。

消費情報環境法学科はその英語名(modern legal studies)の示す通り、現代の需要に合致している。しかし、古典的な法律学の要素を抜きにしては、無力な面もあるので、それをも含めて身に付けようとすれば、多くの時間を要し苦労しなければならない。大学の勉学の入口と出口で、本学科は良い数字を残しています。これは、本学科の教職員と学生の工夫と努力の賜物です。消費情報環境法学科のこれから益々の発展を祈念しています。
以上