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新入生へのメッセージ

ヴァラー・モリー

私は日本中世の仏教と文学を専門にしています。博士論文は夢窓疎石という禅僧の作品について分析しました。夢窓疎石は石立僧として苔寺の庭で有名であるばかりではなく、法話集の『夢中問答集』でも知られています。
 私は、学部時代に日本語学を専門とし、数々の古典に触発され、それが留学と大学院に進学するきっかけとなりました。大学院に進学してからは、日本語だけではなく、中国語を学ぶ機会に恵まれ、言語学のおかげでより広い視点から世界を理解したいと思うようになりました。
 明治学院大学では「グローバル基礎演習」、「グローバル社会と宗教」「グローバル社会から見た日本」などを担当しています。「グローバル社会から見た日本」の授業では諸外国のメディアを取り上げ、日本の文化などを議論しています。他にも「グローバル社会と宗教」では、現代社会における法律と宗教の関係を議論しています。
 学生時代に、古典を読むことは非常に重要なことだと思います。たとえば、日本の古典でいえば『枕草子』『方丈記』、『徒然草』などはあまりにも有名です。これらの数々の古典を理解するためには、当時の歴史的な背景を把握し、その時代の思想を考えることが不可欠です。
 もちろん、日本の古典以外にも、世界にはたくさんの名作、古典と呼ばれるものがあります。これらを通読するためには一定の時間が必要としますが、それらに触れる機会を持とうと意識することは大変重要なことです。講義の前後に予習、復習を行うことは当然ですが、自ら読書し、自ら調べ、自ら考える習慣を身につけることを期待します。