明治学院大学 法学部 公式サイト

search
ゼミの紹介

ゼミの紹介

2018年度のゼミの募集について

2017年11月よりゼミの募集を開始します。現在予定されているゼミの一覧です。各教授のページに、過去のゼミ生の声も掲載されていますので、そちらも参照してみてください。詳細な手順についてはポートヘボン(明学の在校生専用サイト)にてお知らせします。

※※重要※※

2018年度は穴沢大輔先生、鈴木庸夫先生、中谷美穂先生、毛桂榮先生は募集しておりません。

 

教授名 ゼミのテーマ/概要
阿部 満

環境法研究

水質汚濁,大気汚染、騒音などの公害,廃棄物問題,開発と景観・自然保全、気候変動などについて、法的観点からの検討を報告と議論を行う。「法的」というのは、①規制立法や誘導的立法で環境問題を防止・解決するための政策実現=行政的強制と②裁判等の紛争解決機関を通じて関係当事者が被害の救済・防止を求める過程=司法的強制の両方を含む。環境法は、憲法,行政法,刑法、民法,民事訴訟法に渡る応用法学である。教室では、入門的な教科書を使って環境法の基本知識を身につけ、並行して各自が興味のあるテーマについての報告を行う。

井頭 麻子

環境問題と科学

科学技術は、人類に豊かな暮らしをもたらした一方で、オゾン層破壊や地球温暖化といった様々な環境問題を引き起こしました。そのような環境問題に漠然とした関心をもっている学生は多いと思いますが、その原因を自分自身でしっかりと調べたことはあるでしょうか。環境問題を直接的に引き起こしているのは化学物質です。その原因物質がどこから発生し、どのように影響を及ぼしているのかを知ることは、環境問題の対策を考える上で必須です。このゼミでは、環境問題を科学的に理解するとともに、今後の生活に役立つような知識を身につけてほしいと思います。 ゼミの前半は指定の本を輪読します。担当者はレジュメを作成し、様々な質問に回答できるようしっかりと準備する必要があります。後半は自分の興味のあるテーマ(環境に関連があれば何でも構いません)に関して発表(パワーポイント等を用いたプレゼンテーション)を行ってもらいます。

蛯原 健介

比較ワイン法研究室(蛯原ゼミ第18期)

このゼミは、日本唯一の「ワイン法ゼミ」です。1年間のゼミを通して、ぶどう栽培、ワイン醸造、ラベル表示、ワインの流通・販売・国際取引にかかわる法規制やルールを学びます。また、最近注目されている「日本ワイン」の課題やワインを通じた地域創生の可能性について検討します。しかし、ワインは国際商品である以上、外国語を避けることができません。そこで、ゼミでは、日本語の文献だけでなく、ワインに関する国際機関や各国政府の報告書といった英語文献を輪読します。このため、ゼミではある程度の語学力が要求されます。 秋学期には、各ゼミ生が自らテーマを選択し、パワーポイントを使って何度も発表を繰り返しながら、ゼミ論文を作成します。文字数は1万字(卒業論文は2万字)です。 徹底した少人数教育を行う必要性(月に2〜3回ぐらい発表の機会があります)に加え、頻繁に学外研修、ワイナリー訪問、ワイン試飲会を実施するため、10名程度しか募集できません。学外研修は、木曜日の1~2時限を使う予定です(月曜日を使う場合もあります)。17期では、学外研修として、日本航空、全日本空輸、サッポロビール、生協連商品検査センター、森永製菓等を訪問。また、夏合宿では、岩手県花巻市のワイナリーやぶどう栽培農家で研修を行いました。 ゼミ生の就職活動支援にも力を入れています。エアラインへの就職に強いのがこのゼミの特徴であり、過去3年間に、JALへの内定が3名、ANAへの内定が4名(いずれも客室乗務員)となっています。エアライン内定者による就職活動報告会のほか、JALやANAの工場見学ツアーも開催しています。 エアライン以外では、ワイン業界や食品業界、公務員、マスコミ、商社、旅行、銀行、メーカー、教員など、卒業生は各方面で活躍中。毎年12月30日に開催される「大忘年会」には、1998年入学の第1期生から現ゼミ生まで多数のメンバーが一同に集結し、各方面で活躍する先輩方が優しく(あるいは、厳しく)就職指導をしてくれることでしょう。

福田 清明

日常生活にあるトラブルから民法の理解を深める

バラエティー生活笑百科(NHK総合毎週土曜午後0時15分)という番組で取り上げられるような日常トラブルを題材に、民法の理解を深めて行きたい。授業の進め方としては、取り扱う事例問題で、ある請求を認める立場と認めない立場のそれぞれに、3人一組のグループが立ち、事前用意した法律構成(解答)を、授業日において発表(プレゼンテーション)する。発表後は、組同士のディベートを若干行い、関係する組に入っていない者に質問・意見陳述をしてもらう。次週において、担当した二組が洗練された法律構成(解答)を書面でゼミ(ゼミ員と教員)に提出する。以上が一つのサイクルである。 人数によっては、上記とはことなる方法をとらざるをえないこともある。いずれにしても、あることを相手方に要求したい場合、どのような法律上の権利、法律関係として構成すればよいかを考え、その権利、法律関係の成立要件は民法条文から抽出し、その要件の解釈をして、与えられた事実関係から、解釈された要件が具備されるかどうかを吟味するプロセスを学んで欲しい。

畑 宏樹

民事裁判の仕組みを通じて民事法の全体構造を体感しつつ、ワンランク上の法的思考力を身につける。

民事紛争の処理のための制度には様々なものがありますが、なかでも民事訴訟制度は実体法(民法・商法)上の権利を裁判所という公権的な機関を介して確定・実現していくプロセスであり、紛争処理のための中心的な制度といえます。 このゼミでは、この民事訴訟制度が果たしている現代的役割を理解することを目的とし、そのために必要不可欠な基礎的かつ重要な問題をとりあげて検討を加えていくことを予定しています。具体的には、まず過去の代表的判例や最新の重要判例、あるいはこれらを基にしたような事例問題を素材として取り上げ(「問題設定」)、そこから生じてきている学説上・実務上の諸問題を抽出し(「問題分析」)、これらについていかに考えていくべきか(「法的思考」)、という考察手法のもとにゼミを進行していきたいと考えています。もっとも「問題設定」の段階については、私のほうで扱うべき判例・事例問題のリストを予め参加者にお配りします。そして、ゼミの初回時において参加者に報告課題を割り振って報告担当者を決め、各授業時においては報告担当者にその報告をしてもらい、それに対する他の参加者からの質疑という感じでゼミが進んでいきます。 より高いレベルでの「法的思考力」を養っていただくために、本ゼミにおいては、報告担当者のみならず他の参加者も含めた内容のある活発な議論がなされることを期待します。

波多江 久美子

交通事故のケースを題材として、不法行為に基づく損害賠償請求事件の解決について学びます。

第1回は、ガイダンスと各自の自己紹介の時間です。第2回から第15回では(以上春学期)、いくつかのテーマ(交通事故の加害者が損害賠償責任を負う法律上の根拠は何か、被害者が被った損害についてどのように算定するか、紛争解決の制度としてはどのようなものがあるかなど)について、調べて発表をしていただきます。また、この期間中は、全員が、各自、自分が関心を持ったテーマで、3分間スピーチを行い、プレゼンテーションのスキルを磨きます。第16回から第30回(秋学期)では、春学期に培った基礎知識をもとに、いくつかの判例について、調べて発表し、皆で議論をします。発表については、2人から3人のグループワークを予定しています。

畠山 弘文

グローバル化をめぐる歴史的研究

1980年代に「グローバル化」は人によっては「地球化」と訳されていて、論文中でも「国際化/地球化」と併記されることがある。つまりその違いがわかっていなかったのである。いまでもそうかもしれない。 しかし現在では、それを歴史的必然として考えるのではなく、むしろその問題性を指摘するいくつかの議論が生まれてきた。代表的な二人の論客として、フランスの人口歴史学者E.トッドと日本の経済リベラリズム批判で著名な中野剛志をあげておきたい。まず二人の議論からはじめて、トランプとNAFTAなど現在の問題を考えるとともに、第一次、第二次世界大戦やニューディール、日本のパブルの本質、ブレトンヴッズ体制から世界貿易機構への転換の意味などの歴史問題についても考察する。

東澤 靖

国際人権法研究

紛争と難民、ジェンダー、LGBT、ヘイトスピーチなど、国際社会や日本の社会で起きているさまざまな問題を取り上げながら、それらの問題を考えるための国際人権法について研究する。また、ビジネスと人権など、新たな取り組みが始まっている分野も調査する。最初の方で基礎的な知識を学んだ上で、それぞれのテーマを調査し、発表やディスカッションを行う。 国際人権に関わる国際機関やNGOの訪問、可能であれば海外調査も行う。また、夏休みの合宿などで議論を深めていく。

池本 大輔

ポピュリズムの台頭とグローバル化の行方

2016年に起きたイギリスのEU離脱とトランプの米大統領選出によって、地域統合やグローバル化を特徴とする冷戦終結以降の国際秩序の先行きに暗雲が立ちこめることになった。そこで今年度のゼミでは、冷戦終結後の地域統合やグローバル化の進展とならんで、英米両国に限らず最近の先進国の民主政治に一般的にみられる現象であるポピュリズムを取り上げ、両者の相互関係について学ぶ。具体的にとりあげるテーマや事例については、ゼミの参加者の希望を踏まえる形で柔軟に決定する。 その際、文献読解・資料調査の方法、議論の提示の仕方、時事問題に関する英語の文章の読み方など、社会科学を学ぶ上で不可欠のスキルについてもあわせて学習する。 このゼミは参加者全員が卒業論文を執筆することを前提にしている。4年次に入る段階でテーマを決定し、中間報告をへて、論文執筆へと進む。

今尾 真

民法財産法における最新重要判例研究―判例を読み解き、真の法的思考力を獲得しよう!

2018年度は、民法判例百選Ⅰ・Ⅱ〔第7版〕掲載の最新重要判例を素材として、財産法(総則・物権・債権)の判例研究を行う。事実を的確に把握する能力、紛争処理にあたっての着眼点、説得のための法的論理の組み立て方(法的思考法)、議論の展開の仕方などの基礎力を養成する。本ゼミの主眼は、弁護士〔ロースクール志望者〕・裁判官・検察官・司法書士・行政書士などの狭義の法曹にとどまらず、企業法務・各種公務員などの広義の法曹を含む、法的思考力・法的知識をもって社会で活躍できる人材育成を行なう。特に、公務員・法科大学院・各種国家資格を目指す学生は大いに歓迎する。 春学期は、法的思考力・法的知識の習得を目標に、重要で基本的な判例の問題解明にあたる。そうした能力の実践の場として、他の民法ゼミ(大木ゼミや黒田ゼミ)との合同討論会を行う予定である。また、夏合宿では、毎年恒例の定期戦として、今尾ゼミOBの宮崎産経大の明石真昭准教授のゼミと合同ゼミ合宿(場合によっては本学の他のゼミも参加)を開催する(本年度は、九州宮崎で開催したので、来年度は明石ゼミを関東に迎えての開催予定)。 そして、秋学期は、春学期・夏合宿で培った能力を駆使して、発展的な問題の解明にあたるとともに、その集大成として、本学の畑先生のゼミ(民訴)と合同討論会を行う。また、法的思考力の民法以外の法律問題に応用する機会として、法学部主催の法律討論会への参加などの活動も行う予定である。 ♣♤ゼミの醍醐味親睦面♡♢勉強のみならず、ゼミ生間の親睦活動(飲み会、ゼミ合宿、その他各種イベント開催・参加)・ゼミOBと現役ゼミ生との交流(OBがゼミに参加および毎年5月にOB会開催。院生やOB・OGが随時ゼミやコンパ・合宿に参加し様々な指導やアドバイスを行っている)にも重点を置いて、ゼミを一生に亘る仲間作り、多様・多彩な人脈作りの場としたい。“勉強するときはしっかりやる、遊ぶときはしっかり遊ぶ”をモットーに、大いに盛り上がるゼミを行いたい。特に、他のゼミとの親睦・交流を図ることにも積極的に行う予定である。

伊室 亜希子

民法判例研究

『民法判例百選1』の中から、毎回1~2事件を担当者に報告してもらい、皆で議論する。 2018年度は1事件から始める予定である。範囲は民法総則の部分である。春学期、秋学期ともに最低2回(計4回)は報告してもらうこととする。報告の仕方、レジュメの作り方、文献の調べ方は最初に時間をとって説明する。春学期は判例をこちらで指定するが、秋学期のゼミの内容は学生と相談して決める。また例年、夏合宿を行っており、合宿でも課題をクループごとに報告したうえで討論する(全員参加)。 第1回:自己紹介、ガイダンス。予定表を配布し、報告担当者を決める。 第2回:判例報告の仕方、レジュメの書き方の講義 第3回:図書館で資料集めの練習 第4回以降:報告開始

鍛冶 智也

ワイン産業を通じたまちづくり

近年,国産ワインの市場は急成長し,品質保証のための諸制度も整備されつつありますが,国産ワインが注目されるようになってきたのは,食生活の多様化や企業戦略ばかりが要因ではありません。農家の高齢化の進行と共に,生食を中心としたブドウ生産〔一次産業〕からそれを原料とする加工食品(ワイン)の製造(醸造)・販売〔二次産業〕への転化,そして観光農園のような地域資源を活かし付加価値をつけたサービス業〔三次産業〕化を図り,ブドウ(ワイン)を巡る六次産業化〔1×2×3次産業〕を通じての地域活性化を推進しようという動きも見られます。こうした実態を調査し,政策を研究することがゼミの目的です。 そのため学習は,文献からだけでなく,行政の担当者や農家,醸造家,関連企業,地域のリーダーなどにインタビュー等を通じて,実態を直接調べ,さらに諸課題について議論することで,今日直面する課題を自分なりに考え,解決策を探るための訓練をします。プレゼンテーション(発表)の方法,批判的な思考の訓練はみっちりします。 〔3年次前半〕ワインに関わる地域活性化政策についての文献を一緒に読み,共通の理解を深め,整理すると同時に,課題に関する理解と議論の方法について学ぶ。 〔3年次後半〕課題に関して,グループ調査を行ない,実態の観察力を養う。都市における諸問題の調査方法を学ぶ。 〔4年次〕卒業論文の書き方を学ぶ。独自の調査・研究課題を見つけ,調査・研究成果を各段階で発表して,議論し合う。卒業論文を書く。 〔合宿〕夏休み期間中に合宿(3泊4日)を実施。

菅 正広

国内外の貧困削減と日本の役割

本ゼミでは、実際の具体的な公共政策の考察を通して公共政策の基本概念を学びつつ、国内外の貧困問題の現状、それに対する政策を検討する。政府・自治体、企業、金融機関、NPO、個人が国内外の貧困削減に対して果たすことのできる役割を考察し、実際の政策立案や提言につなげることを目的とする。 併せて、ゼミの議論を通して、プレゼンテーションやクリティカル・シンキングの力を身につけていくことも目的とする。 国の内外を問わず、社会の状況に目を向け問題や課題がある場合、日本や私たち日本人は何ができ、何をなすべきなのかを考え、具体的政策を導き出す力を養う。 本ゼミでは、文献の読み込み(適宜、関係者へのヒアリングも)→考察したことをエッセイにまとめ→ゼミでプレゼンテーション→相互に批評・フィードバックを行いつつ、議論を進める。

来住野 究

会社法判例研究

近時の興味深い会社法判例を取り上げ、担当者による報告に基づき、参加者全員で多角的・批判的に討論を行う。報告者はできるだけ多くの文献を渉猟し、レジュメ作成の上、検討内容を詳細に報告することを要し、他のゼミ生も討論での積極的な発言が求められる。ゼミ生が担当した判例につき一生懸命研究したと自負することができ、または会社法全体につき興味が喚起されれば、ゼミの目標の大半は達成されたということができる。また、ゼミを通じて気のおけない友人が作れれば幸いである。

河野 奈月

労働政策・労働判例研究

・現在の日本では、「働き方改革」の名の下、労働法の様々なルールについて見直しが進められている。そこで、今年度のゼミでは、現在のルールの下でどのような問題が生じているのか、また、将来、どのようなルールを設けることが望ましいのかということについて、①個別の判例に関する報告、または、②特定のテーマに関する報告を通じて、皆さん自身に考えてもらいたい。 ・報告の方法(個人又はグループ)は参加者の人数を踏まえて決定する。取り上げる判例やテーマは、参加者の興味関心をできる限り尊重して決定する。 (【参考】今年度の春学期は2人1組で、高齢者の雇用、育児と仕事の両立、労働時間、職場におけるメンタルヘルス対策についてテーマ報告を行った。) ・他者との意見交換を通じて様々な考え方に触れ、多角的な視点で物事を考えられるようになってもらいたい。そのため、各回のゼミでは、報告者以外にも事前準備と発言を求める。また、秋学期中にレポート課題を課すことを予定している。

近藤 隆司

よりよい民事裁判を求めて

以下の①→⑥の要領で、対論形式のディベートを行います。 ①ゼミ生全員を裁判官・原告・被告の3つのグループに分けます(ただし、ゼミ生が10名を超えた場合には、ゼミ生を2つの班に分けたうえで、各班について裁判官・原告・被告の3つのグループに分けることにします)。 ②裁判官のグループは、民事法上の解釈問題を含む事例問題を作成し、これを原告・被告の両グループに提示・配布します。民事裁判というリングに登場する問題なら――民事訴訟法に関する問題に限らず――何でもOKとします。 ③原告・被告の両グループは、1~2週間程度の中で、お互いに協力し合いながら(これ大事!)、それぞれの立論書を作成します。 ④そしていよいよ「本番」です。裁判官のグループが司会・進行役となり、原告・被告の両グループはそれぞれの立論を述べ、その後、自由闊達な討論を行います。 ⑤裁判官のグループは、「本番」の翌週までに、判決書を作成し、原告・被告の両グループに提示・配布します。そして、全員で復習・反省します。 ⑥以上の①~⑤を繰り返します。 なお、・・・ *1ゼミ生が作成する事例問題・立論書・判決書は、どれも私の事前のチェックを受けてから提示・配布することにします。 *2秋学期に限っては、ゼミ生から建設的意見が出され、かつ、ゼミ生全員の同意が得られたなら、対論形式のディベートに代えて、ゼミ生の意見・合意に沿ったゼミを行います。 *3懇親会(随時)、ゼミ合宿(8月上旬に1泊または2泊で)なども行い、ゼミ対抗スポーツ大会(秋)などに参加します。

久保 浩樹

現代世界における選挙・政党議会

このゼミでは、現代の私たちが生きる社会、とりわけ民主主義的な政治制度の根幹をなす議会制度と選挙制度について世界全体の中での比較という視野から理解を深めることを目的としています。 たとえば、選挙がどのような仕組みやルールで行われているのか?世界各国で行われている主な選挙制度である小選挙区制、比例代表制、混合選挙制の違いは何か?日本での中選挙区制から小選挙区比例代表制への変化の効果は何か?今後新たな別の選挙制度の選択肢は存在するのか?冷戦終結前後に新たに民主化した地域ではどのような選挙制度が採用され、どのような効果を上げているのか?などを考えます。 また、日本の国会ではどのように審議や議論が行われているのか?二院制や委員会や本会議の役割は何か?野党の質問や首相の答弁にはどのような意味があるのか?議会の仕組みを変えることは審議や法案成立にいななる影響をもたらすのか?日本の国会の制度は海外の議会制度とどこが異なるのか?などを考えます。 最後には、皆さん自身が参加している選挙に基づいて営まれている民主主義という仕組みを直感や体験や断片的な情報ではなく、国際的な視野の中で論理と証拠に基づいて皆さん自身で政治や選挙について判断できるようになることを目的としています。

熊谷 英人

「政治」を読む

教員自身の専門分野は政治思想研究であるが、熊谷ゼミでは政治思想以外にも、「政治」にかかわる多様な文献を読み、考え、議論することを目的としたい。 熊谷ゼミの主旨は、なによりも参加者ひとりひとりが読書と議論をつうじて、自分なりの思考・価値観・判断力を身につけることにある。おそらく、みなさんのほとんどは将来、政治学研究者となるわけではなく、卒業後は政治学とあまり関係のない人生をおくってゆくことだろう。だが、たとえ政治学に関する教科書的な知識は忘れてしまったとしても、大学時代の読書から得た知力・思考力は一生の財産である。そして、そうした思考力や判断力といったものは、本を読み、考えをまとめ、議論してゆくことでしか、身につかないのである。 こうした主旨のもと、本ゼミではさまざまな文献を読みすすめてゆく。われわれは政治ニュースや選挙を介してのみ、「政治」とつながるわけではない。われわれの日常生活や思考・感覚自体が、すでにして強度の「政治」の産物である。一見、「政治」とは何の関係もなさそうな場所にも、つねに「政治」は存在しているのである。本ゼミをつうじて、既存の退屈な「政治学」という枠を打ち破って、参加者ひとりひとりにとっての「政治学」を発見してほしい。 参加者は特段、現代政治や大学で教わる「政治学」に関心をもっている必要はない。大学生活をつうじて、自分なりの思考の軸を得たいと願う者、意欲のある者ならば、だれでも歓迎する。とりあげる文献も、政治思想・政治史・現代政治・政治家論・外交論などはいうまでもなく、小説・戯曲といった文学作品や日記・随筆にまでおよぶ。まじめに参加する人は、かならずや、自分なりの思考法と判断力を得ることができると、確信している。 3年前期は軽めの文献を多く読み、3年後期は古典をじっくりと読んでみたい。4年次には各自が選択したテーマについて、卒業論文を執筆する。なお、卒論を提出しない場合、単位は認定されない。

倉重 八千代

民法および消費者法の重要判例研究

民法および消費者法に関わる重要判例(下級審裁判例も含む)、学説、民法改正議論や民法改正法案等を取り上げ、現代社会では、どのような民事トラブルが起こり、これに対して、民法・消費者法・特別法は、どのような解決手段を提供しているのかを考察することにより、民法および消費者法の理解を深め、リーガルマインドを養うことを目的とします。 2018年度は、民法・消費者私法(不動産取引、金融商品取引、クレジット取引、若者や高齢者の消費者トラブル等)を中心とし、比較的新しい平成に入ってからの重要判例を素材にする予定です。 具体的なトラブルを多く扱うため、ゼミ生のテーマによっては、民法典の「民法総則」、「物権」、「債権総論」、「契約」、「不法行為」、「親族」、「相続」の他、重要な特別法(「消費者契約法」、「割賦販売法」、「特定商取引法」、「製造物責任法」、「金融商品取引法」、「借地借家法」等)や労働関係の法制度にも触れることがあります。 基本的には、次のようにゼミを進める予定です。 毎回、判例1件につき、報告者に報告してもらい、その後、全員で検討、議論します。報告者には、判例や学説等の分析をまとめた「報告書」を事前に提出してもらいます。報告者以外の者も議論に参加できるよう必要最低限の予習が求められます。 人数によっては、グループ報告になることもあります。 希望があれば、法廷教室において、模擬裁判の形式により演習を進めたり、ゼミ合宿、裁判所見学、東京証券取引所見学、日本銀行本店見学、他大学と合同のセミナー参加等を実施することがあります。 同時に、論述能力、ディベート能力、プレゼンテーション能力、リーガルリサーチ能力も高められるよう工夫してゼミを進めるつもりです。

黒田 美亜紀

事例・判例の分析による民法研究

本演習では、民法財産法(総則・物権・債権)に関する重要基本問題について、判例や事例を中心に検討します。家族法(親族法・相続法)や時事問題取り上げることもあります。ゼミでの学修により、具体的な問題を法的に解決するための能力や方法・バランス感覚を身につけてもらいたいと考えています。 毎回、1つないしは関連する2つ以上の判例を取り扱います。春学期は基礎的な事柄を取り扱い、秋学期は少し発展的な問題に取り組む予定です。各回のゼミは、報告担当者(3~4人程度のグループ)の報告をもとに、皆で討論をする形で進めていきます。報告担当者には、事前に、事実や問題点を把握・分析し、関連する判例・裁判例や学説を調べた上で自分たちの見解をまとめ、報告の要点を記したレジュメを作成し、それを配布して報告を行い、その後の討論をリードしていくことが求められます。はじめはできなくて当たり前ですが、必ずできるようになります。また、就職活動や公務員試験・採用、各種資格試験等について4年生やOB・OGからアドバイスを受ける機会を設けることもあります。 なお、授業期間中の決まった曜日・時限のゼミとは別に、例年、夏季休暇中の9月に他ゼミと合同で2泊3日のゼミ合宿を行っており、ほぼ全員が参加しています。ほかに、他ゼミとの合同討論会、OB・OGや他年次生、他ゼミ生と交流するための合同懇親会を年に数回程度行っています。

葛谷 彩

歴史の中で国際関係を考える

この一年であなたが最も関心をもった国際問題は何であろうか。北朝鮮の核ミサイル問題は連日メディアで報道され、アメリカのトランプ大統領のツィートや一挙手一投足はアメリカ国民を賛成派と反対派に分断させ、その猫の目のように変わる発言や政策は、日本をはじめとする同盟国を振り回し、そうした反響も含めてメディアを通じて増幅された。一見すると情報が溢れている中で、あなたはなぜ最貧国同然の北朝鮮が核ミサイルを開発しているのか、なぜトランプ大統領があれだけ暴言を吐いているにもかかわらず、支持率を一定数維持しているのか、理解しているであろうか。こうした問題の深い背景を理解するためには、現在と距離を置き、そうなるに至った歴史を学ぶ必要がある。本ゼミでは、国際問題について歴史的視点から考えることを目的として、関連図書を講読する。ゼミで行う内容は基本的にゼミ生の関心に即して決まる。原則として新書の場合は毎週1冊、単行本の場合は2週間で1冊のペースで講読する。ゼミ生からの積極的なアプローチがなければ何も進まない。逆にそれがあれば、文献講読の他、ディスカッションやフィールドワーク、外部ゲストの講演なども行うことができる。「求めよ、さらば与えられん」が本ゼミの基本方針である。

圓山 茂夫

消費者問題と法

消費者法は、様々な消費者問題に対応して発展してきた。その範囲は広い。新聞でいえば社会面と経済面と政治面と生活面にまたがる。自らテーマを持って研究すると大変面白い分野である。 本ゼミの学習は、ゼミ学生が主体となる。春学期は、班分けをしてディベート等を行い、数回は生産現場や研究所の見学を交える。 秋学期の発表テーマは各自が希望するものとし、春学期に発表の構想を述べてもらい、夏休みから秋学期にかけて、論文・判例・ヒアリング等の調査を行って、問題状況、法制度、政策課題などを把握する。それをまとめて、秋学期に順次個人発表を行う(調査のやり方は必要に応じてアドバイスする)。 個人発表を経て、秋学期の末にレポートにまとめて提出する。 秋学期、春学期とも、予習をしてきて、積極的に質問をしたり意見を述べることが必要である。社会で通用する質問力、コメント力も高めよう。 当ゼミは、例年JC,JU,JPの3学科の学生が混じっており、学科を問わない。最近数年は、学生20名前後である。

宮地 基

憲法に関する個別的諸問題の研究

受講者各自が自分の研究テーマを決め、研究の成果を順次授業中に報告して、学年末にゼミ論文にまとめます。多少なりとも憲法に関係があれば、どんな研究テーマを選んでもかまいません。なお、法科大学院進学希望者、公務員試験受験希望者には、教員からそれぞれの進路に適したテーマを提案します。 4年間の学生生活で、「これを勉強した」と胸を張って言える成果を残しましょう。ゼミの運営については、ゼミ長以下各種の委員をおいて、学生の自主的な運営に委ねています。原則としてすべての受講者に、何らかの委員に就いてゼミの運営に参加してもらいます。

長井 長信

刑法に関する事例・判例研究

刑法に関する重要問題を、事例・判例研究という形を通して検討する。 授業は、最初に学生が単独またはグループで特定の事例・判例について報告を行い、それを踏まえて全員で討論する。春学期はあらかじめ指定されたテーマを扱い、秋学期は各自が自由に選択したテーマを扱う。 学生は、順次、関連判例を直接読み込み、事実関係や判旨の内容、さらにはそれに対する判例評釈・解説などを紹介しながら、当該判例の意義・射程を確認し、事案の解決として妥当か否かを評価する。それを踏まえて、全員で検討する。 自由に選択したテーマについて、レポー(論文)に仕上げる(春・秋の2本)。 発表(春・秋の2回)とレポート提出(春・秋の2本)が単位修得の条件。 授業は「火曜日5時限」

西田 真之

法史学の探究

現在、日本で我々が接する法学は、明治時代に西洋諸外国から学び取った法制度の成果を基本としている。では、過去にはどういう法の世界が広がっていたのだろうか。本ゼミでは、法史学をテーマに、現代法との比較の過程で垣間見える「法」の世界の奥深さを探求してゆく。 ゼミでは、選択した本・論文を輪読、レポーターを立て、全員で議論をする形を取る。また夏にはゼミ合宿を行う。合宿では、各人が興味のあるテーマを報告し、議論を深める。最終的にはゼミ論文を執筆しながら、各自のスキルアップを目指すが、報告・討論を行いながら、自身でテーマ設定した内容を他者に分かりやすくアウトプットすることの面白さも体感して頂ければ、幸いである。

西村 万里子

公共政策研究-福祉・環境・まちづくり・雇用など生活関連分野における 社会課題を調査研究し、政策提言を行う

・本ゼミでは、福祉・環境・まちづくり・教育・雇用等の生活関連分野における社会問題をとりあげ、理論と実態の両面から調査・研究を行い、政策提言することを目指します。 ・3年次では、春学期に、具体的な社会課題についての発表・討論、社会課題分析に必要な公共政策の基礎理論・調査研究・分析の手法に関する文献輪読、関連する専門的知識と分析手法の習得を行います。 秋学期に、全国の大学ゼミが集まり研究発表と政策提言を行う日本学生政策会議(ISFJ)に参加し、ゼミの各グループで研究発表と政策提言を行います。ISFJでの発表・討論に向けて、グループで行政・企業・非営利組織等へのヒアリング調査やアンケート調査も実施します。 ISFJで取り組んだテーマは、教育格差(子どもの貧困)、地方再生、主権者教育、医療介護の地域包括ケアなどです。 ・4年次では、各自が卒業論文作成のテーマを設定し、中間報告を行いながら、卒業論文を作成します。 ・OBやOGを招いての就職懇談会も行う予定です。

大木 満

民法に関する判例および事例研究

ゼミでは、民法(財産法)の基本問題について、判例および事例問題を素材に検討していきます。判例・事例研究を通じて、民法に関する理解を深めることを目指します。具体的な事実関係に対する法の適用を学ぶことによって法を立体的に勉強し、最終的には民法の基礎知識や運用能力を総合的に身につけることを目的とします。その他に、ゼミ活動を通じて、問題を自分で発見して解決できる能力、資料収集や調査する能力、自分の主張を明快に人に伝えられるプレゼンテーション能力、他者と議論するディベート能力などの向上も、できる限り養っていきたいと思います。 ゼミの具体的な運営方法は、主に「民法判例百選Ⅰ・Ⅱ」やあらかじめ配布された事例問題から各人がそれぞれ自分の報告する判例や事例問題を選択して報告の準備をし、毎回1人または1グループ(人数が多い場合)のペースで報告してもらい、その報告をもとに、みんなで質疑応答しながら進めていきます。ゼミではゼミの時間以外に、事前の準備の時間が重要です。毎回、全員が予習してくることが前提となります。またゼミ活動として、夏のゼミ合宿や法律討論会、ゼミ対抗のスポーツ大会への参加も毎年行っております。

大野 武

民法・土地住宅法の研究

本演習では、民法をベースとした「土地住宅法」についての基礎知識を学習すると同時に、関連する裁判例を深く掘り下げて検討を行うことを目的とする。 私たちにとって土地や住宅はまさに生活の基盤であり、自己のライフスタイルを決定する重要な部分を占めているにもかかわらず、それらに関する法律となると、その仕組みが複雑で難しく、煩わしいものと思われているためか、どちらかといえば避けられる傾向にある。しかしながら、こうした傾向こそが土地住宅問題を生じさせる原因であるともいえる。基本的に、土地や住宅の売主や貸主が事業者である場合、その消費者である買主や借主よりも、経済力、情報力、知識量などにおいて優位に立っているため、消費者の無知・無関心に乗じて、事業者は不当な利益を得ることが可能であるからである。 そこで、本演習では、これらの土地住宅問題の構造を理解し、問題解決能力を涵養するために、民法(契約法や物権法)のほか、借地借家法や区分所有法などの民事特別法、都市計画法や建築基準法などの公法にも視野に入れつつ、学習するものとする。 演習の進め方としては、土地住宅法分野の重要裁判例について検討を行ってもらう。事前にグループごとに裁判例を割り当てるので、各グループは、その裁判例の意味を十分に理解し、解釈できるようになるまで、少なくとも2・3回程度は報告をしてもらうことになる。このような判例研究を通じて、個別の紛争の中から論点を発見し、それに関する条文や先例を調べて検討を加え、問題を解決するという法的思考能力を養うことを目的とする。 なお、本演習では、通常の開講時間(金曜4限を予定)の参加のほかに、次の行事参加および課題提出を単位取得の必須条件とする。 ① 2泊3日のゼミ合宿(夏休みを予定) ② 学期末のレポート提出(8000字)

太田 和俊

データサイエンス研究

大規模なデジタルデータを分析し、可視化・利用することは、現在、科学・工学・金融・商取引・政治など非常に多くの分野で幅広く用いられている手法となっている。本ゼミではPythonと呼ばれるプログラミング言語を対話的に用いて、数値計算・統計学・データマイニング・機械学習(AI)・信号処理などといったデータサイエンスの中核となる概念について学ぶ。春学期には教科書に沿って、データサイエンスの基礎について演習を行い、秋学期には法学・政治・経済分野における実際のデータを用いて、データサイエンスにおける解析方法について問題研究を行う。

櫻井 成一朗

法律と人工知能

『人工知能』は第三次ブームを迎え、現在、国や各企業が積極的に力を投入しているだけでなく、IoTと呼ばれる「モノ」のインターネットの中心的役割を担うことから、二十一世紀の最重要技術となっている。本ゼミでは、最新の人工知能に触れつつ、人工知能の基礎について学び、法律と人工知能について学んでいく。これを通じて、論理的な文章の読解、論理的思考力、論理的な発言力や議論能力を身に付けることを目指す。

申 美穂

国際私法研究

・国際私法とは、国際契約、国際結婚、国際養子縁組のような、国際的な私人間の法律関係について、適用される法律(準拠法)を内国・外国の法律の中から選ぶという特殊な機能を持った法律です(日本では、「法の適用に関する通則法」が主な法源)。「国際私法って初めて聞いたし、自分にはあまり縁がなさそう」と思う人は多いと思いますが、交通手段・通信手段が発達し、外国と関わる機会が飛躍的に増えている今日、国際私法はおそらく、皆さんが思っている以上に身近な法律です(注:国際私法は国際法とは異なります!)。 ・本ゼミでは、この国際私法について、主に事例形式で学んで行きます。また、国際民事手続法や国際取引法等の関連領域についても学習する予定です。 ・最初に主な参考文献、レジュメの書き方等について説明します。事例研究は、グループ又は個人単位でテーマを決め、それについて勉強してきた成果を報告してもらい、その後に全員でディスカッションをしてより理解を深めていきます。 ・秋頃に他大学との合同ゼミを福岡市で予定しています(1泊2日予定。事情により変更・中止の可能性あり)。

鈴木 敏彦

刑事訴訟法を体験する

刑法は,殺人や詐欺などの犯罪があった場合の要件や刑罰を定めている。しかし,刑法がどんなに立派な規定を定めていても,犯人を捕まえ,犯罪を行った証拠を収集し,犯人が犯罪を行ったことを立証し,実際に刑罰を科さなければ,刑法は絵に描いた餅にすぎない。そこで,刑法を実現するため捜査・公判・刑の執行についての手続を定めているのが,刑事訴訟法である。ところで,手続法は,具体的なイメージを掴みにくい欠点があり,刑法に比べて取っつきにくい点がある。そこで,このゼミでは,刑事訴訟法を机上の理論ではなく,模擬裁判を行ったり,実際の裁判を傍聴したり,刑事関係の施設を見学したりし実際に体験してもらって刑事訴訟を体で理解してもらう。

高田 寛

グローバル企業法演習

本演習では、グローバル企業(国際企業、多国籍企業)が海外の取引先と契約を締結する際の英文契約書について重点的に学習します。グローバル企業が海外の取引先と契約を締結する際、ほとんどが英文の契約書を使うと言っても過言ではありません。しかし、英文による契約書は、日本語による国内の契約書とかなり異なります。 具体的には、各種の英文契約書の読み方、解釈の仕方、リスク管理、準拠法の考え方などを学び、最終的には英文契約書を一人で書けるぐらいの力をつけます。そのため、かなりの量の英文契約書を読みこなし、できるだけ色々な種類の契約書を書く練習をします。また、同時に、アメリカ契約法についても学んでいきます。

高橋 順子

ゲームプログラミング研究

本ゼミでは、コンピュータを用いた情報処理技術の応用として、オリジナルなコンピュータゲームの制作を目指します。春学期はC#言語による中級以上のプログラミングができるようになるための基礎演習とゲーム統合開発ツールUnityを用いた実践的なゲーム制作演習を行います。夏休みのゼミ合宿から、コンピュータグラフィックス、カードゲーム、ロールプレイングゲーム、シューティングゲームなどのより高度なプログラミングテクニックについて学び、最終的に応用作品としてオリジナルなコンピュータゲームのプログラムを制作していきます。

高橋 文彦

英語で「法」と「正義」を学ぶ

2018年度から私はグローバル法学科に所属することになるため、ゼミの内容もかなり変わります。2018年度のゼミでは、主に英語のビデオ教材やテキストを使って、また必要に応じて日本語の補助教材を用いながら、性道徳、妊娠中絶、安楽死、クローン技術、死刑制度、テロリズムと宗教、グローバル化と世界正義などの問題について法哲学的な観点から議論します。なお、ゼミ生からの提案があれば、これ以外のテーマも積極的に取り上げます。

田村 泰俊

行政法判例を学ぶ

「行政判例百選Ⅰ」を読むことにより、行政法判例に対する理解を深めることを目的としています。 後期は、模擬裁判で、1つの判例についての判例評釈を詳細に読むこととしています。

田澤 元章

法と経済学の視点からの会社法の分析

Claire A. Hill and Brett H. McDonell ed., Research Handbook on the Economics of Corporate Law (2012)に所収の諸論文(英語)を参加者全員で読み議論を行う。 同書所収の論文のタイトルの和訳を紹介すると、例えば、「会社法における公益の役割」、「株主代表訴訟の実証的研究」、「投資銀行のコーポレート・ガバナンスへの影響」「役員報酬の法と経済学:理論と証拠」などである。 ゼミでは、邦語による参考書として、スティーブン・シャベル著・田中亘・飯田高訳「法と経済学」(2010年、日本経済新出版社)を用いる。

冨田 晃正

分断から読み解くアメリカ政治

当ゼミは、アメリカ内政の変化を軸に、アメリカの政治や社会について理解を深め、アメリカ政治研究の特徴である理論的・実証的分析の基礎を身につけることを目指しています。扱う文献は、邦語、英語の半々を予定しています。アメリカを扱うことから、英語の文献に触れる機会が多く、最初は通読するのにも苦労しますが、じっくり読み、議論するなかで慣れてもらい、4年次には英語の資料を駆使して本格的な卒業論文を仕上げることを目指します。こうした経験を通して、批判的に考え、調べ、議論し、書くという、専門化の進んだ今日の社会で必要となる知的技術を吸収し、また何より自由に考えることを楽しめるようになってほしいと考えています。 3年次のゼミでは、前期に文献の輪読をおこなって現代アメリカの主要テーマを把握した後、後期はゼミ生各自の選んだ研究課題に沿った研究プロジェクトを進めていき、学期の終わりには1万字程度のワーキングペーパーを執筆します。4年次は3年次の経験を生かして卒業論文の執筆を行っていきます。

角田 真理子

消費者法事例研究

情報化や技術の進展、人口の高齢化等の経済社会の変化にともなって、消費者問題は複雑・多様化し、次々に新しいタイプの被害が発生して深刻化しています。消費者法は、消費者問題の発生を背景に形成されてきており、その時々の時代を写す鏡となっています。 ゼミでは、さまざまな消費者問題を対象に、その未然防止や救済についての検討を行い、消費者法のあり方についての検討を行います。 春学期は、主にグループ発表や基本問題のディベートなど、秋学期は個別発表を行います。夏休みには、ゼミ合宿で議論や親睦を深めます。また、企業(例えば、損害保険会社等)や消費者関連団体(例えば、生協関連団体等)の訪問やOBやOGとの懇談会などを行う予定です。

鶴貝 達政

情報処理研究

コンピュータを使用して情報処理を行うためにはアプリケーションプログラム(例えば、文章を作成するためのワードや表計算のためのエクセルなど)が必要です。アプリケーションプログラムはプログラミング言語(C言語やperlなど)で作成しますが、プログラムの基本的な仕組みはたったの5つ((1)出力、(2)計算、(3)入力、(4)条件判定、(5)繰り返し)からできており、この演習ではそれを応用してアプリケーションプログラムの作成を行います。 春学期には教科書の演習を行いながら、プログラミングの復習をします。プログラミング言語は、画像処理とネットワークのアプリケーションプログラムが比較的容易に作成可能であるJavaを考えています。秋学期には自分の決めたテーマに沿ってアプリケーションプログラムを作成します。演習ではプログラムの設計、実際のコーディング(プログラムを作成すること)の途中経過を発表し、より良いプログラム作成について考えていきます。

鶴田 順

国際法研究(国際法の可能性と限界、国際条約の国内実施)

日本や諸外国で発生しているさまざまな問題と向き合った際に、国際法が問題状況の改善や克服にどのような役割を果たしているのか・いないのか(国際法の可能性と限界)という関心から、具体的な問題に即して、国際条約の国内実施に焦点をあてて調査・検討を進める。ゼミ参加者は調査・検討の成果をゼミで報告し、最終的にゼミ論文としてまとめる。調査・検討の対象となる分野は、たとえば、海洋、漁業、環境、資源・エネルギー、保健・衛生(たばこ規制、食品安全、輸入検疫など)、人権、難民・国内避難民、輸出入管理、国際犯罪や安全保障などであるが、これらに限定されない。 国際条約の国内実施が関係していれば、参加者が関心のある分野の関心のあるテーマで調査・検討を進めるというのでよい。

ヴァラー モリー

Religion and Place in Japan

In this seminar, we will examine the relationship between religion and place in Japan. In addition to discussing the theoretical aspects of religious places, we will consider important religious sites across Japan from a variety of traditions, including Shintō, Buddhism, and Christianity. By taking a historical approach to these sites, we will see how religious places in Japan have (and have not) changed over time. Finally, we will consider these sites in the current global context.

渡部 純

安倍晋三政権の研究

(1)現在の安倍晋三政権は、日本内閣史に残る長期政権を実現しつつある。このような政権は、どうして可能になったのか、また、そこでなされていることは日本政治にとってどういう意味を持つのか、等について、歴史や国家間比較など、様々な角度から考察する。 (2)2018年8月後半に韓国ソウル市立大学で開催される予定の国際学生交流事業に参加する。これは各国の参加学生が相談してテーマを定め、それについて各国でチームを作って調査し、報告、討論するというものである。使用言語は日本語の予定。

渡辺 充

春学期・・2018日中韓3国交流に向けた総合テーマ(現在未定)について 秋学期・・租税文化の研究(文学、映画、まんがにみる租税文化の一面)

春学期・・・法学部では日中韓3国交流を6年前から行っていますが、その学生シンポジウムに渡辺ゼミは毎年参加しています。来年は、ソウルで開催を予定しています。現在、総合テーマは未定ですが、春学期はその発表準備をします。(2017年は、渡辺ゼミは「介護ロボットの開発及び普及-ARIAの提案-」を発表) 秋学期・・・苛斂誅求といわれるように、古来より国民は税に苦しめられてきました。そんな苦しみについては、小説や映画で数多くとりあつかわれています。そこで秋学期では、租税について、文化的側面から、そのあり方について考えます。 ※毎年、希望ゼミ生には金融証券に関するテーマも開講