2019年12月16日

リバプール大学

ロンドン旅行・異文化交流

すこし前のことになってしまいますが、サウジアラビア出身の友達3人と週末にロンドンへ旅行に行ったときのことを書こうと思います。

約2泊3日サウジアラビア出身の友達3人と一緒にいたので、当然のことながらアラビア語・文化漬けで、ロンドン観光というより異文化体験の要素しかない旅行となりました。

3人ともイスラム教徒だったため駅の端でお祈りをしたり、サウジアラビアの‘香水’を毎食後に一緒につけてもらったり、無計画に行き当たりばったりで観光をしたりととても楽しく、驚きに満ちた時間を過ごしました。

ロンドンへ一緒にいこうとは以前から話をしていたのですが、その日の朝に今日の授業後ロンドンへ行くことが決定し、休み時間に電車と宿を予約し、バタバタとロンドンへ出発することになりました。

友だちのひとりが在サウジアラビア大使館に用事があったため、私もついて行くことになりました。当然のことながら建物の中には入りませんでしたが、ロンドン観光では絶対に行かない場所なのでとても貴重な体験をしたのではないかと思います。

友達が3人とも私よりも年齢が上だったこともあり、私だけでは絶対に行かないような高級店に入ったりもしました。

食事は全てサウジアラビアをはじめとしたアラビア料理かトルコ料理を食べました。アラビア料理もトルコ料理も食べたことがなかったのでとても良い機会になりました。これらのレストランでは店員さんとのやり取りは基本全てアラビア語で、対応も全てイスラム式だったためとても面白かったです。

言語についてもほぼずっとアラビア語を聞いている状態だったので、今までは言語というよりも音にしか聞こえていなかったものが、最終的には単語ごとに聞こえるようになり、ジェスチャーがあればなんとなく言っていることが分かったり、私自身もいくつか正確な発音で言えるようになったりしました。

やはりいくら本や授業で学んだことであったとしても、本当に相手の国や文化を理解するためには実際に相手と会い、彼らの文化等を体験する必要があると強く感じました。

中東が抱えていると言われている社会問題等についても、当事者から実際に意見や体験を聞いたことにより私が勝手に抱いていた偏見等がなくなり、とても貴重な時間だったと思います。

(M・W)