2023年2月8日

カルガリー大学

カルガリーの気候

9月から始まった留学生活も早いもので残り1週間となりました。セメスターもラストスパートとなり、現在は最後のプレゼンや模擬裁判の準備で忙しく過ごしています。

突然ですが皆さん、カナダといえば何を想像しますか?

きっと多くの人が冬の寒さ、雪を想像すると思います。そこで今回はカナダの雪の記録と冬の乗り越え方についてお伝えします。

結論から言うと、
カナダの冬はめちゃくちゃ寒いです!!もはや、寒いを通り越して痛いです!!

実際、カルガリーは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。そこで今回は服装のアドバイスも書いておくので、よかったら参考にしてみてください。

私たちがカルガリーに到着した9月は秋でした。しかし、カルガリーの秋は大変早く過ぎ去り、すぐに冬となります。9月10月の平均気温は5℃前後で、日本の気候に慣れていた私たちからしたらかなり肌寒かったです。日中はトレーナーやセーターを重ね着するか、秋用のコートなど羽織るものがあるといいでしょう。夜は冬用のジャケット、ダウンなどで防寒対策をすることをおすすめします。

また前述したとおり、カルガリーの冬の到来は早く、10月から冬となります。なんと、カルガリーは一年の半分が冬です。

ちなみに、カルガリーの初雪は10月下旬でした。東京では滅多に雪が降らないので、最初はわくわくし、みんなで雪遊びなどをしていましたが、寒すぎてそれどころじゃなくなります。カナダ滞在中の最低気温は-30℃で、体感温度は-40℃でした。ここまで来ると寒いを通り越して痛くて、顔や手足の感覚がなくなります。寒さが東京とは比べものにはならないくらい厳しいので、手袋や厚手のセーター、ブーツ、ダウンジャケット、厚手のコートでしっかり防寒対策をしましょう。

私はスノーブーツを買わずに過ごしたのですが、他のみんなは買っていました。スノーブーツの必要性はあまり感じなかったのが正直な感想です。ですが、みんなに聞くと暖かさと滑りにくさが普通のブーツとは違うらしいです。普通のブーツで過ごしていた私からすると、道で滑って転びそうになるのは日常茶飯事ですが、実際に一度だけ盛大に転びました。なので、寒さや滑るのが心配な方はスノーブーツを買うことをおすすめします。また、タイツやスパッツは現地でも調達できるのですが、日本人の味方ヒートテックはこっちに売っていないので、日本から持っていくことをおすすめします。-30℃のときは、極暖ヒートテックにセーターを重ね着し、ズボンの下にタイツを履き、靴下を2枚履いて外に出ました。寒さに慣れるとカイロも必要なくなります。帰国が近い今、カイロが余って困っています。

5ヶ月経った今は、カナダにしっかり順応して、気温がマイナスにいっていない日はみんなで「今日はあったかいね」なんて話しています。きっとみんな寒さに強くなって日本帰ることと思います。

残り1週間ですが、人との出会いに感謝して、悔いの残らないように全力で楽しみ、最高の思い出にします。

(K.S)