2024年3月19日

グリフィスカレッジ

海外の病院事情

私はアイルランドのグリフィスカレッジに留学しました。グリフィスカレッジはアイルランドの首都、ダブリンにある私立大学です。

今回、このブログでは海外の病院事情について書きたいと思います。

私は帰国1週間前に風邪を引き、海外の病院にかかりました。
海外の病院制度は私たち日本人には想像できないほどはるかに複雑です!
日本で病院にかかりたい場合、保険証を持っていけば基本的にどの病院でも受け付けてもらえますが、海外は病気に行くために必ず予約が必要です。この予約システムがとてもめんどくさいです。

私は、今までも体調を崩すことが少なく、自分は絶対に風邪をひかないだろうと過信していました。
そう油断していた矢先!帰国1週間前に体調を崩してしまいまい、39度の熱が4日間続き日本から持ってきた薬も全く効かず、帰国日も近かったため、病院にかかることにしました。
先程も述べた通り、お医者さんに診てもらうための予約を取ることが、海外ではとても難しいミッションです。
ダメ元で大学から1番近い病院に予約なしで駆け込みましたが、あっさり断られ、数日間は近くの薬局で買った海外製の抗生剤を飲んで過ごしていました。熱も中々下がらなく、声も出なくなってしまった為、大学で加入していた保険を使い、日本のエージェントに連絡の代行をお願いしようやく往診医さんと通訳さんの予約を取ることができました。

翌日、大学の寮までお医者さんに来てもらい、診察を受けました。
日本では丁寧に診察してくれるお医者さんが多いと思いますが、アイルランドで診てもらったお医者さんは日本のお医者さんに比べて少し適当でした(笑)
そして、アイリッシュアクセントが強く、病気系の英単語をあまり知らなかったこともあり、言っていることがほぼわからず、帰国数日前に少し落ち込みました(笑)
通訳さんも呼んでいて本当に良かったと思います。

診断の結果、咽頭炎だった為、抗生剤と咽頭炎の薬の二つを処方されました。

この写真はアイルランドで購入した抗生剤です。

日本の薬と比較してみました。海外の薬、想像通り中々大きいです。
この薬を1日3回2錠ずつ飲みました。気持ちの問題かもしれませんが、大さと飲む頻度のせいか日本の薬よりとても効く気がしました。
写真を撮り忘れてしまいましたが、もう一つ処方された薬も、日本では見ないほどポップな色をした薬でした(笑)
自分の経験上、海外で病院にかかりたい場合、自力で行うより、保険に入っているならエージェントに病院の予約をお願いしたい方が手っ取り早く、精神的にも楽だと思います。体調がすぐれない時に、病院まで探すということは中々しんどいものでした。

おまけですが、トップの写真は、ルームメイトが青白い私を見て恵んでくれたキノコリゾット。ありがたくいただきました。

大変な経験でしたが、海外の病院事情も知ることができた為、とてもいい経験になりました。(T)