2024年3月20日

アデレード大学

オーストラリアの思い出と現地の様子

はじめまして! 約四ヶ月のオーストラリア留学も終了し、日本の気温差も大分慣れてきたところです。ブログということで、今回は留学中の思い出と現地の人たちと接してみて感じたことを中心に記録していこうと思います。

まず、私が留学したアデレードという都市は町の中心に大きなショッピングセンターやオフィス、学校などが集中している場所で、普段の授業後とかにショッピングして帰れるみたいな町です。町から少し離れるとトップ写真のような山に囲まれた住宅街で、ホームステイの家からは毎日バスで通います。

オーストラリアに到着して数週間は変える為のバスがわからず、何回も家とは逆方向のバスに乗って、帰るだけで2時間かかったときもありました。そのときは最終的に同じバスに乗っていた女性の方に住所を伝えてバスのインターチェンジまで送ってもらって無事帰ることができました!この日以外でも、町でバス停がわからなかったりしたときに歩いている人や近くのバス停で待っている人に尋ねるとほぼ全員が優しく教えてくれました。私自身あまり英語が得意ではないのですが、現地の方は最後まで理解しようとしてくれました。オーストラリア全体が多民族国家で他の国から来ている人が多いらしく、道を教えてあげることが多いらしいです。(現地の方談)実際に私もアデレードで生活していてバスを待っているときや市内を歩いていたときに観光客らしいアメリカ系の人やアジア系の人、アフリカ系の人などいろんな人に道を尋ねられ、一緒にバス停まで行ったり、目的のバスを教えてあげたりしました。現地の方の助け合いの優しさはとても素敵だなと思いました。

次に、メルボルンでの思い出を記録していこうと思います。
1月20日から22日の2泊3日で全豪オープンを観戦するためにメルボルンへ行きました。留学も終盤だったこともあり、自分の英語力の向上もかねて1人でいきました。
ホテルと試合観戦の予約だけしてメルボルンでの生活をほとんど調べてなかったのでメルボルン空港を出てホテルに着くまでにもバスがわからなかったり、バスの乗り方がアデレードとは異なっていたりしてとても大変でしたが、メルボルンでも空港にいた人や、空港近くのバス停で待っていた人達に尋ねて優しく教えてくださいました!

私は21日の12時からの試合を見ました。1戦目は女子シングルスで、世界ランキング3位のC・ガウフ選手と世界ランキング69位のM・フレッチ選手の対戦でした。試合は、ガウフ選手のパワーショットにフレッチ選手が終始押されて結果6-1,6-2のストレートでガウフ選手の勝利でした。さすがの世界ランキング3位の実力でした。


2試合目は男子シングルスで、世界ランキング1位のN・ジョコビッチ選手と世界ランキング19位のA・マリナノ選手の対戦でした。ジョコビッチ選手はグランドスラムを23回も優勝しており、その中でも全豪オープンは10回も優勝しているため、現世界ランキングでも圧倒的1位です。私はテニスを始めた頃からずっとジョコビッチ選手のファンで毎年グランドスラムはジョコビッチ選手の毎試合観戦するくらいには大好きなので、現地で観戦できて感激でした。ジョコビッチ選手が登場した瞬間会場が一気に盛り上がって、会場全体で一体になった感じがしました。試合はジョコビッチ選手のテクニックとフィジカルで終始相手を圧倒する試合展開でマリナノ選手は左利きでしたが逆転を全く許さず、6-0,6-0,6-3のストレート試合でした。ジョコビッチ選手は今年で37歳になるのに20代の選手にも引けを取らないフィジカルと圧倒的な技術だったなと感じました。(その後、準決勝で世界ランキング4位のJ・シナー選手に敗北しちゃいました(泣))

私は留学に行く前は拙い英語しかしゃべれず、現地の人にしゃべれなくてキレられたらどうしようなど不安でいっぱいでしたが、この留学を通してオーストラリアの現地の人達は拙い英語でも最後まで理解しようとしてくれ、フレンドリーに話しかけたりしてくれるので生活している内にアデレードでの生活が楽しくなってきました。英語が苦手で拙い英語しかしゃべれなかった私でも留学を経て、たくさんの日本では体験できない思い出と気軽に英語で会話できるくらいの勇気が身についたので留学で少しは成長できたなと思いました。(写真アデレード出立時)