2024年3月21日

リーズ大学

イギリスの伝統料理について

イギリスの料理はあまり美味しくないと聞いたことがあったので出発前は少し心配していました。今回は私が実際に食べたイギリスの伝統料理やスイーツなどを紹介させていただきます。

Fish & Chips
まず、イギリス料理といえば思い浮かびやすいFish & Chipsを初めて食べた時、想像より白身魚のフライが大きくて驚きました。見た目通りかなり量が多くて2食分くらいの満腹感でした。レモンや豆、カレーのソース、タルタルソースなどをかけて食べます。
Chipsは太さがお店によってバラバラですが太くてホクホクのものが多い印象でした。
大学の食堂では毎週金曜日にFish & Chipsが登場し、お昼に行くとよく行列ができていました。

Sunday roast(Sunday lunch)
これは留学中に初めて知ったイギリス料理の一つで、イギリスでは日曜日にこの料理を食べる習慣があるそうです。起源を調べたところ、日曜日の礼拝に行く前にオーブンに肉を入れておくと帰ってきた頃にちょうど良く焼けていたからや、国王衛士が毎週日曜日にローストビーフを食べていたからなどさまざまでした。レストラン等では日曜日の特別メニューとして提供されていました。
お肉とヨークシャープディング、ジャガイモ、にんじん、紫キャベツなどの付け合わせの野菜にグレイビーソースがかかった料理です。ヨークシャープディングはシュークリームの皮に似ていて、ふわっとしていて不思議な食べ物でした。お店によってはとても大きいヨークシャープディングが出てくることがありました。グレイビーソースは他の料理にもかかっていることがあるので、この味が苦手だと他の料理もあまり美味しくないと感じてしまうのかなと思いました。
サンデーローストはレストランやガストロパブという場所で食べられます。先生におすすめの場所を聞いたところ、Whitelock’s Ale Houseというリーズで一番歴史のあるガストロパブを教えてもらいました。リーズに留学する方はぜひ行ってみてください。

Afternoon tea
紅茶でも有名なイギリスで楽しめるのが本場のアフタヌーンティーです。カフェやティールームで体験することができます。お店によって内容や価格もさまざまなので、行く前に調べて予約してから行くことをおすすめします。
写真は2人分ではありますが量がかなり多く、食べ切るのが難しかったです。しかし、店員さんにお願いすると持ち帰り用の箱をもらうことができました。

Mince pie
ミンスパイはクリスマスの時期によく食べられているお菓子で、中にドライフルーツが入った小さなパイです。甘めのお菓子なので紅茶などの飲み物と食べるのがおすすめです。
本屋に行った時、偶然ケーキを配るイベントをやっていて、店内では店員さんがミンスパイやケーキを配っていました。クリスマスシーズンの大学のイベントでもミンスパイが配られていました。

紹介しきれませんでしたが、他にもEnglish BreakfastやAle pie、Jacket Potatoesなど知らなかったイギリス料理も食べることができました。
最後に、レストラン等でのチップについてですが私が行った全てのレストランでは、サービス料として5〜10%上乗せされた料金が会計時に提示されました。なので、チップを払うかどうか選択をすることはありませんでした。また、直接チップを渡すこともなく特に問題はありませんでした。
また、イギリス料理が口に合うかは人それぞれですが、寮に住むのであれば基本的に自炊なのでそこまで心配する必要はなかったかなと思います。また、シティーセンターのあたりでは日本食からラテンアメリカ料理など色々な国の料理を食べることができるので、食べたことない料理を試すのは面白かったです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。(S)