授業や現地大学の課題を通し、現地の人々がどのように生活し、どこで買い物をしているか得た情報がある。今回のブログでは現在留学している人、および今後イギリスに留学する人のために共有したい。
留学初期のころは金銭感覚が定まらないので、割とそこらにあるTESCOで買い物をすることになるだろう。しかし、個人的には以下の3店舗をお勧めする。
とはいえ、そもそも物価が高いことは否めないので、日本と同等それ以下になることはまずないと思ってほしい。
- MORRISONS
Leeds City Centreにある、寮から15分くらいのところにある。
ほかのブログにあるように、とりあえずまずはこれを使うといい。独自のプライベートブランドの商品は確かに安いが、それよりも「SAVERS」と書かれる商品はかなり安い。パスタは50円くらいで購入できる。別に質が悪いわけでもないので個人的にはこれらの購入を薦めたい。
だが、以下に紹介する2つのほうが安いと現地の先生から安いから行くべきだと言われた。
- LIDL
5000円分買い物をした。寮や大学から一番最寄りに行くにはかなり遠いので、UBERタクシーなどを使い無理に買いに出る価値があるかどうかが悩ましい。
比較として、同一程度の商品の比較を置く。
特段の記載がない場合、量や質は同程度とする。
単位は£ | LIDL | MORRISONS |
バター | 1.89 | 2.00 |
ティッシュ | 1.1 226枚 | 1.2 150枚 |
Sweetheart Cabbage | 0.69 | 0.70 |
植物性油 | 1.99 | 1.99 |
卵 | 10個1.33 サイズランダム | Savers 0.99で6個 Mサイズ
2.65で12個サイズランダム |
食パン | 0.47 | SAVERS 0.47 |
鶏むね | 11.19 | 12 |
りんご | タイムセール99p=0.99£ | 1.54 |
- ALDI
同じく5000円買い物をした。Morrisonsに歩いていくより追加で5分かかる。
インターネットでMorrisonsより安い、他のスーパーより安いという評判であるが実際どうであろうか
以下、上記と同じように比較する。
とはいえ、頭にMorrisonsの値段が入っていたので、高いだろうなというものは避けて購入したことや、一致しているものは少なかったのもあり、偏ってしまっている。一概に安いとは言えないので注意したい。
単位は£ | ALDI | MORRISONS |
鶏がらスープの素 | 0.65 | 1.2 |
コーン缶 | 325g=0.65 | 198g=0.65 |
ブロッコリー | 0.79 | 0.99 |
パスタ麺 | 0.28 | 0.28 |
Sweetheart Cabbage | 0.49 Time sale | 0.79 |
トマト缶 | 0.39 | 0.39 |
ぶどう | 1.59クラス1 | 1.59クラス2 |
左がALDI真ん中がLIDL右がMorrisonsのレシート
ALDIで購入した写真↓ LIDLで購入した写真 Morrisonsで購入
さて、これら以外におすすめされた購入方法も紹介する。
これ以外に購入を薦めたいのが、City CentreにあるLeeds Kirkgate Marketでの野菜や果物の購入である。
これがKirkgate Marketであるが、この裏手(駅から見て反対側)にある野外のMarketはより安い価格で販売している(地図はhttps://maps.apple.comより引用)。例えば、上記で上げたようなぶどうが、上記スーパーでは1.5£かかるところをここでは1£で購入できたりする。ほかにも8個の玉ねぎが1£だったり同様にオレンジも1£で購入できる。野外で販売しているので、品質には気を付けたい。なお、1£の安売りではカードが使えないので、現金が必要になる。その点は留意したい。
他にも、屋内でも野菜が展開されており、まとめて2£などのセット商品は安いことがあるのでチェックしたい。また、魚屋もあるが、日本と比べ値段はそもそもが高いのだろう。その中でも牡蠣は安かった。外で魚を売っているわけではないが、こちらでも品質は注意したい。実際、私は店でコーンを2本(1.5£)とぶどう2箱(2£)買ったが、うちトウモロコシは1本の半分が腐っていた。中身見せてというと剝いてくれるので聞いてみるのも選択肢である。
Leeds Kirkgate market 中の市場 外の市場 Wetherspoon
ここからは外食について述べる
イギリスでは外食は基本的には避けるべきである。なぜならイギリスのレストランに入ろうとすると、たいてい20£(=4000円)程度になってしまうからである。現地の人に聞いてみたところ、ローカルチェーンのレストランはないようであり、外食をするのは月に一回するかしないかということであった。これはレストランの値段が高騰する一因になっているのだろうか。大学内にある学食も共通である。日本の学食並みに食べようとすると1500円は超える。できる限り節約したいなら、外食を避けることは当然であり、加えて昼ご飯も持参すべきである。朝にパンを焼き、卵やベーコンを焼くと同時にパスタを横でゆでてあげれば朝ごはんと昼ご飯作りの両立は可能である。なお、大学内にあるCOOPでは、ドリンク+スナック+メインで4£で購入ができる。また、肉しかないハンバーガーだがこれも4.5£で購入できる。朝起きられない人には是非。
話がそれたが、それでも外食したい場合の店を紹介したい。
- Whether spoon
夜はパブとして機能しているのだろうか。
朝にはEnglish Breakfastというメニューが提供される。味は期待できないが、3~5£でご飯が食べられる。
今は違うのかもしれないが、卵、豆、ベーコン、ソーセージなど、自分が注文したものではそれが乗せられて提供された。朝ごはんには十分である。1.45£でコーヒーをおかわりし放題であり、それでホットチョコレートなども飲める。これはお勧めである。昼でも10£程度でたべられるので、外食の中でもお勧めできる一つである。
- KFC
日本にもあるフライドチキンを販売する大手ファストフードチェーンである。ここで売っているFamily bucketsなどのShare Bucketsを購入し、人と分けて食べることを私は勧めたい。7£でチキンを4ピース、ごはん、サラダ、飲み物がついてくる。
- McDonalds
日本では安いが、イギリスでもそれは健在。朝には2.79£でマックマフィンとコーヒーを注文できるため、朝ごはんには最適。お昼には日本のワンコインセットのようなものが5£程度で購入できる。簡単に済ませたい場合、マックの利用は視野に入れたい。同様に、周辺のファストフードも安い傾向がみられる。
また、レストランなどはハッピーアワーなどで安くなることがある。たとえばCity CentreにあるThai a Roy deeなどである。
総じて、物価は円安の影響もありかなり高額になる。いかに安く生活できるか、今後も探求したい。(S.A)