みなさんはイギリスという国に対してどのようなイメージがあるでしょうか?
料理、音楽、歴史など様々なものを浮かべることができると思いますが、なんといってもフットボールは外せません。実際に私のクラスの先生は「イギリスのほとんどの人はフットボールが本当に大好きで、残りの少しの人はフットボールの話を聞きすぎて嫌いになっている人よ」と言っていたくらいです。
それほどイギリスと切っても切り離せない関係にあるフットボールですが、現地での観戦をすることができたので、その時の様子を伝えさせていただきます!
私はそれぞれ1部・プレミアリーグと2部・チャンピオンシップの試合を1試合ずつ観戦しました。また、試合を見に行くと決めた理由ですが、どちらも日本人選手が所属しているクラブの試合だったからです。
まずはブライトン&ホーブ・アルビオンFCの試合です。
ブライトンはイギリスの南部の海岸沿いに位置するリゾート地としても有名な街で、夏季には多くの人が押し寄せます!
大学のあるリーズからはロンドンを経由して電車で3時間ほどかかりました。電車を降りて街へ出ると、あちこちにカモメが飛んでいました。カモメはクラブのエンブレムにもなっていて、シーガルズという愛称もつけられています。
スタジアムに着くとものすごい人だかりで、早く自分のシートへ辿り着きたい一心でした。なんとか無事に自分の座席に座ることができたのですが、なんとここでハプニングが起きます。後から来た男性に「そこの席は私の席だからもう一度チケットを確認して移動してくれないか」と頼まれたのです。当然こういうこともあるだろうと思っていたのですが、自分のチケットを何度見ても間違いはありません。そこでお互いにチケットを確認すると、2人とも同じ番号が書かれています。あろうことか電子チケットにもかかわらず同じ座席が割り当てられていたのです。急いで2人でスタジアム外のチケットオフィスで手続きを済ませたのですが、なんとそのためにキックオフに間に合いませんでした…
しかし、チケットを再発行してもらったことで紙でのチケットを貰うことができたこともあり、いい思い出になったなと感じています。
結果は0-0の引き分けでしたが、プレミアリーグ特有の目まぐるしく切り替わる試合展開やスタジアム内の熱気漂う空気感を体験できて大興奮でした。
次はリーズユナイテッドです。なんといっても私たちが滞在しているリーズのクラブなので、いつか行ってみようと決めていました。今回はなんと最前列のシートを取ることができました!
スタジアムはリーズの中心地から直線距離で3kmほどに位置しており、スタジアムに近づくにつれ人だかりが増えていきました。スタジアム内はアットホームな雰囲気に包まれており、私が日本人だと分かると日本語を話してくれたり、所属している日本人選手のチャント(応援歌)をうたってくれたりもしました。2部の平日開催の試合にもかかわらず、この日の来場者は3万人以上とアナウンスされていました。
今回は特にアクシデントもなく、キックオフ前のウォーミングアップから見ることができました。
結果も2-0でリーズが勝ち、試合後は現地の人々と喜びを分かち合いました。
今回はスタジアムで実際に観戦しましたが、パブなどで食事やお酒を楽しみながら観戦することも文化として根付いているように感じました。このブログを読んで、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。(J.S)