担当科目

【担当科目】国際政治学、政治学基礎ゼミ、国際関係史、政治史、演習
【オフィスアワー】毎週木曜日2時限目、場所:教員ラウンジ(授業時に要予約)
【国際関係史の概要】現代の国際関係を理解するためには、国益や理念だけでなく「文明論」的次元への洞察が必要です。ドイツの文明論を再評価しつつ、国際関係のダイナミクスを解明します。

専攻・研究分野

国際政治学、ドイツ国際政治思想

最近の研究テーマ

戦後日独のリアリズム国際政治論の比較

主な発表論文・著書

著書
  • 「20世紀ドイツの国際政治思想―文明論・リアリズム・グローバリゼーション」(南窓社)2005年3月。
論文
  • 「シュペングラー『西洋の没落』再読―ポスト冷戦から見た『西洋の没落』―」『法学論叢』第143巻6号、46頁-67頁、『同』、第145巻5号、77頁-98頁。1998年9月、1999年8月。
  • 「ドイツの国際関係論―リアリズムとアイデンティティーの位相―」『法学論叢』、第150巻2号、63頁-84頁、『同』、第151巻1号、47頁-74頁。2001年1月、2002年4月 。
  • 「リアリズムと文明論の交錯(Ⅰ)(Ⅱ)―Hans-Peter Schwarzに見る20世紀末ドイツの国家理性論の射程―」『政治経済史学』第457号、1頁―25頁、『同』第458号、35頁―65頁、2004年9月、2004年10月。
  • 「60年代西ドイツの「国家理性」論―ヴァルデマール・ベッソンの議論を手がかりに」『明治学院大学法学研究』第83号、61頁―119頁、2007年8月。
  • 「ナチス時代の強制労働者補償問題ー『終わることのない責任』?」、『社会科学論集』49号(愛知教育大学地域社会システム講座)、2011年3月。
  • 「『二人の臆病な巨人?』再読ー戦後日独外交安全保障政策比較試論」明治学院大学法学研究第92号、2012年1月。

ゼミについて

テーマ

歴史の中で国際関係を考える

概要

昨年に引き続き、本ゼミでは、国際問題について歴史的視点から考えることを目的として、関連図書を講読する。ゼミで行う内容は基本的にゼミ生の関心に即して決まる。原則として新書の場合は毎週1冊、単行本の場合は2週間で1冊のペースで講読する。ゼミ生からの積極的なアプローチがなければ何も進まない。逆にそれがあれば、文献講読の他、ディスカッションやフィールドワーク、外部ゲストの講演なども行うことができる。「求めよ、さらば与えられん」が本ゼミの基本方針である。

参考書

ゼミ初回に文献リスト(国際政治・経済・文化に関するもの)を用意するので、
各自の関心を聞いた上で決定する。

ゼミ生の声