担当科目

【担当科目】政治学原論、政治思想史、現代政治理論、政治学基礎演習、演習
【オフィスアワー】授業後に質問、相談を受付
【政治思想史の授業概要】「政治思想史」とは、政治学における古典(ex. プラトン『国家』、ルソー『社会契約論』など)の読解と解釈によって、過去の思想を再構成する学問です。過去の思想との対話は、ふだん、あたりまえと思っている政治制度や価値観が決して「あたりまえ」ではないことを教えてくれます。それは同時に、現代民主政治の基礎をよりよく理解するための最良の手段でもあるのです。

専攻・研究分野

西洋政治思想史

最近の研究テーマ

古代アテナイにおける「政治体制の思想」

近代日本における西洋政治思想の受容

主な発表論文・著書

researchmap(https://researchmap.jp/hdtkmgi?lang=ja

ゼミについて

テーマ

「政治」を読む

概要

熊谷ゼミでは、「政治」にかかわる課題文献を読み、ペーパーを書き、議論します。

ゼミの主旨は、参加者が読書・ペーパー執筆・ディスカッションを通じて、自分なりの思考力・判断力を身につけることにあります。毎週、一定の課題文献を読み、それについてペーパーを書いてきてもらいまして、ゼミ当日はペーパーをもとに議論・意見交換します。ペーパーに正解・不正解はありませんので、各自の考察やコメントを自由に書いてきてもらいます。

このゼミでは「政治」というものを、広い意味での共生の営みとして捉えます。議会・選挙・官僚制といった政治制度は無論のこと、我々の日常生活や、何気ない感覚や発想もよくよく考えてみると、実は「政治」と深いかかわりをもっていることが多いのです。そこで、このゼミでは政治学の古典をはじめ、思想・歴史・文学・エッセイなども読みながら、「政治」に対する見方を問い直そうと思います。課題文献は参加者の関心にあわせて、柔軟に選んでいます。

「政治」について少し深く考えてみたいという意欲ある方であれば、どなたでも大歓迎です。大学時代の読書や議論から得た思考力は一生の財産となるでしょう。

参考書

1 年目の課題本は、受講者の興味関心にあわせて柔軟に選びます。課題文献は政治思想・政治史・現代政治論から、小説や戯曲といった文学作品にまでおよびます。

ゼミ生の声