基礎講座 親族・相続(基礎B)
講師
(1)授業概要
教科書及び適宜配布する資料を参照しながら講義を行う予定です。
親族・相続は法律の中で最も身近な分野の一つであり、問題となる具体的な場面を想定することが比較的容易であることから、授業では法律概念の説明だけではなく、具体的な事例を想定し、時には実際の事件の話をしながら、法律がどのような場面で、どのような形で活用されているか等実務の視点も交えて説明したいと考えています。
(2)学習目標
親族・相続を勉強することにより、法律に興味を持ち、法律の考え方を理解すると同時に、資格試験の勉強に繋がる基本知識の習得、勉強方法の習得を目標とします。
(3)授業計画
回 | 内容 |
第1回 | 総論 |
第2回 | 婚姻 離婚 |
第3回 | 親子 親権 後見 |
第4回 | 相続 |
第5回 | 遺言・遺留分 |
第6回 | まとめ |
(4)教科書・参考書
『民法VI 親族・相続 第6版 (LEGAL QUEST) 』 前田陽一・本山敦・浦野由紀子著 (有斐閣)
六法は必ず持参してください。
(5)授業に向けての準備・アドバイス
予習は不要と考えています。ただ、授業中は、想像力を働かせて具体的な事例を想定するなど、授業に積極的に参加していただきたいと思います。それらが、法律の理解を深め、知識を定着させることから、試験勉強に繋がります。また、弁護士や裁判所書記官、検察事務官などの仕事に興味のある方は、気軽にご質問ください。