教授名 | ゼミのテーマ/概要 |
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![]() 福田 清明 教授 |
債務不履行を中心に改正民法を学ぶ 2020 年 4 月 1 日施行の改正民法を,教科書2を用いて債務不履行法を中心に学びます。教科書2の個別テーマと設例を学生に報告してもらう。報告に関して私が履修者全員に質問をする。3回の学生による報告後に私が設例を提示するので,それを学生相互が相談・ 質疑応答しながら解いてもらう。教科書2は図書館のものを利用しても良い。 |
![]() 畑 宏樹 教授 |
民事裁判の仕組みを通じて民事法の全体構造を体感しつつ、ワンランク上の法的思考力を身につける。 民事紛争の処理のための制度には様々なものがありますが、なかでも民事訴訟制度は実体法(民法・商法)上の権利を裁判所という公権的な機関を介して確定・実現していくプロセスであり、紛争処理のための中心的な制度といえます。 |
![]() 波多江 久美子 教授 |
交通事故のケースを題材として、不法行為に基づく損害賠償請求事件の解決について学びます。 第1回は、ガイダンスと自己紹介の時間です。第2回から第15回では(春学期)、いくつかのテーマ(交通事故の加害者が損害賠償責任を負う法律上の根拠は何か、被害者はどのような損害について賠償を求めることができるか、損害の算定はどのように行うか、紛争解決制度としてはどのようなものがあるかなど)について、調べて発表をしていただきます。また、この期間中は、全員が、自分が関心を持ったテーマで3分間スピーチを行い、プレゼンテーションのスキルを磨きます。第16回から第30回(秋学期)では、春学期に培った基礎知識をもとに、いくつかの判例について、調べて発表し、皆で議論をします。 |
![]() 今尾 真 教授 |
民法財産法(債権法を中心)における最新重要判例研究 ―判例を読み解き、真の法的思考力を獲得しよう! 2020年度は、民法債権法の改正法が施行されるので、民法判例百選Ⅱ〔第8版〕掲載の債権法に関する重要判例を素材として、判例研究を行う。事実を的確に把握する能力、紛争処理に際しての着眼点、説得のための法的論理の組み立て方(法的思考法)、議論の展開の仕方などの基礎力を養成する。本ゼミでは、弁護士・裁判官・検察官・司法書士・行政書士などの法曹にとどまらず、企業法務・公務員などの広義の法曹を含む、法的思考力・知識をもって社会で活躍できる人材の育成を行ないたい。特に、公務員試験・法科大学院進学・各種国家試験資格を目指す学生および4年生のゼミ参加(3年生にゼミの作法や勉強法または就活の仕方などを伝授してもらうとともに先輩・後輩の交流も重視したい)も大いに歓迎する。 |
![]() 伊室 亜希子 教授 |
民法判例研究 『民法5親族相続 判例30!』の中から、毎回1~2事件を担当者に報告してもらい、皆で議論する。 |
![]() 菅 正広 教授 |
社会的課題の解決 1.本ゼミでは、国の内外を問わず、社会の現状に目を向け課題や問題がある場合、日本や私たち日本人には何ができ、何をなすべきなのかを考え、具体策や実践の方法を導き出す力を養うことを目的とする。 財政金融政策や公共政策の考察を通じて、それら政策の基本概念を学びつつ、社会的課題、特に国内外の貧困格差問題の現状、それに対する政策を議論する。政府・地方自治体、民間企業、金融機関、NPO、市民などそれぞれの立場で私たちは国内外の貧困格差問題に対してどのような役割を果たすことができるのか考察し、実際の政策立案や政策提言につなげる。 |
![]() 小島 秀夫 教授 |
判例から考える刑法の諸問題 刑法総論または刑法各論の重要判例を毎週1つずつ扱い、担当者による報告・指定質問・ゼミ生全員による議論を通じて、刑法の諸問題を深く検討します。判例で示されている理由づけを鵜吞みにするのではなく、批判的に考察し、他の視点からも納得しうるものであるか、熟考することが大切です。異なる考え方にも配慮することによって、今まで当たり前のように思われてきた常識や先例に潜む問題点を発見し、社会をより良くするための解決策を生み出しましょう。 |
![]() 河野 奈月 准教授 |
労働法政策 ・日本では現在、「働き方改革」の名の下、労働法の様々なルールについて見直しが進められている。今年度のゼミでは、現在のルールの下でどのような問題が生じているのか、また、将来、どのようなルールを設けることが望ましいのかを議論することを通じて、日本人の働き方や皆さん自身の将来の働き方について考えてもらいたい。 |
![]() 黒田 美亜紀 教授 |
事例や判例を分析して民法を学ぶ ■本演習では、民法の財産法(総則・物権・債権)および家族法(親族法・相続法)に関する重要基本問題について、判例や事例を中心に検討し,具体的な問題を法的に解決するための能力や方法・バランス感覚を身につけます。 |
![]() 西田 真之 准教授 |
法史学の探求 現在、日本で我々が接する法学は、明治時代に西洋諸外国から学び取った法制度の成果を基本としている。では、過去にはどういう法の世界が広がっていたのだろうか。本ゼミでは法史学をテーマに、現代法との比較の過程で垣間見える「法」の世界の奥深さを探求してゆく。 |
![]() 新津 和典 教授 |
会社法・商法判例研究 会社法や商法における典型論点(宮島司『会社法』(弘文堂、2020年)などを参考に選定する)および主要な判例(『会社法判例百選』などを参考に選定する)について検討するつもりでおりますが、研究内容も、その方法も、毎年、学生らと相談して決定しております。今回もゼミ生からもすでに積極的なご意見を頂戴しています。 |
![]() 鈴木 敏彦 教授 |
刑事訴訟法を体験する。 刑法は,殺人や詐欺などの犯罪があった場合の要件や刑罰を定めている。しかし,刑法がどんなに立派な規定を定めていても,犯人を捕まえ,犯罪を行った証拠を収集し,犯人が犯罪を行ったことを立証し,実際に刑罰を科さなければ,刑法は絵に描いた餅にすぎない。そこで,刑法を実現するため捜査・公判・刑の執行についての手続を定めているのが,刑事訴訟法である。ところで,手続法は,具体的なイメージを掴みにくい欠点があり,刑法に比べて取っつきにくい点がある。そこで,このゼミでは,刑事訴訟法を机上の理論ではなく,模擬裁判を行ったり,実際の裁判を傍聴したりし実際に体験してもらって刑事訴訟を体で理解してもらう。 |
![]() 髙橋 正明 准教授 |
人権問題についての研究―憲法の視点から― 社会的関心が高い国内の人権問題について、各自が興味のあるテーマを設定し、憲法の視点から報告を行ってもらいます。テーマについては、例えば、LGBTの権利(同性婚など), 夫婦別氏制、子どもの権利(ヤングケアラーの問題など)、インターネット上での人権侵害(プライバシー侵害、誹謗中傷など)、ヘイトスピーチ規制、巨大企業による人権侵害、感染症対策のための営業規制などが挙げられます。また、これらに限らず、テーマは自由に設定可能です。テーマが定まらない場合には教員からアドバイスを受けることもできます。 |
![]() 渡辺 充 教授 |
「市民生活と税金」 1.春学期 |
![]() 山本 未来 准教授 |
行政法研究 本演習では、行政法の理解を深めるために、裁判例を基にした演習や模擬裁判を実施する予定です。また、身近な時事問題についてのディスカッションや実際のパブリックコメント事案への意見提出を行うことにより、行政の諸活動についても広く学んでほしいと思っています。 |
教授名 | ゼミのテーマ/概要 |
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![]() 穴沢 大輔 教授 |
刑法判例研究 刑法解釈論において重要な判例を素材とし、その分析を通じてそこで何が問題とされているのかを理解し、そのうえで内容について議論してひとつの結論を導くことを目標とする。そこで何を分析するかは、各自の判断(教員が補充・修正等することはあるが)に基づいてまずはなされるので、これまでの講義や生活の中から自分の問題意識を抽出し(選考レポートも参照)、レジュメを作成し、議論に臨んでいただきたい。また、皆でその内容を理解することも重要だと考えている。 |
![]() 福島 成洋 准教授 |
消費者法研究 社会との結びつきが強いという消費者法の特徴を活かして、消費者法を手がかりとして、社会のあり方について皆で考えてみたいと思います。どういう社会が望ましいのかを考えることは、結局、社会の中で自分はどう生きたいのかを考えることに繋がります。様々な消費者問題について、自分の考えを話し、他人の考えに耳を傾けることで、消費者法の理解を深めるとともに、社会や自分自身について深く考える場になればと思っています。 |
![]() 井頭 麻子 准教授 |
環境問題と科学 科学技術は、人類に豊かな暮らしをもたらした一方で、オゾン層破壊や地球温暖化といった地球規模の問題から、光化学スモッグやPM2.5、ゴミ問題、水質汚染といった身近な問題まで、様々な環境問題を引き起こしました。そのような環境問題に漠然とした関心をもっている学生は多いと思いますが、その原因を自分自身でしっかりと調べたことはあるでしょうか。環境問題を直接的に引き起こしているのは化学物質です。その原因物質がどこから発生し、どのように影響を及ぼしているのかを知ることは、環境問題の対策を考える上で必須です。このゼミでは、環境問題を科学的に理解し科学的な思考を身につけるとともに、発表スキルを身につけること、そして今後の生活に役立つような知識を学ぶことを目指します。 |
![]() 近藤 隆司 教授 |
倒産判例研究 倒産法(破産法、民事再生法、会社更生法など)に関する判例について、ゼミ生による報告と、これに基づく質疑応答・討論を行います。 |
![]() 倉重 八千代 准教授 |
民法および消費者法の重要判例研究 ゼミでは、民法および消費者法の比較的新しい平成に入ってからの重要判例・裁判例や、現代社会の複雑化と多様化、消費社会の変容と高度化を背景に起きている新しい法律問題を素材に、実社会では、どのようなトラブルが起こり、これに対して、どのような法的解決方法があるのかを学び、民法および消費者法の理解を深め、リーガルマインドを養うことを目的とします。 |
![]() 宮地 基 教授 |
憲法に関する個別的諸問題の研究 受講者各自が自分の研究テーマを決め、研究の成果を順次授業中に報告して、学年末にゼミ論文にまとめます。多少なりとも憲法に関係があれば、どんな研究テーマを選んでもかまいません。なお、法科大学院進学希望者、公務員試験受験希望者には、教員からそれぞれの進路に適したテーマを提案します。 |
![]() 大木 満 教授 |
民法に関する判例および事例研究 ゼミでは、民法(財産法)の基本問題について、判例および事例問題を素材に検討していきます。判例・事例研究を通じて、民法に関する理解を深めることを目指します。具体的な事実関係に対する法の適用を学ぶことによって法を立体的に勉強し、最終的には民法の基礎知識や運用能力を総合的に身につけることを目的とします。その他に、ゼミ活動を通じて、問題を自分で発見して解決できる能力、資料収集や調査する能力、自分の主張を明快に人に伝えられるプレゼンテーション能力、他者と議論するディベート能力などの向上も、できる限り養っていきたいと思います。 |
![]() 大野 武 教授 |
民法・土地住宅法の研究 本演習では、民法をベースとした「土地住宅法」についての基礎知識を学習すると同時に、関連する裁判例を深く掘り下げて検討を行うことを目的とする。 |
![]() 太田 和俊 教授 |
データサイエンス研究 大規模なデジタルデータを分析し、可視化・利用することは、現在、自然科学・工学・金融・商取引・政治など非常に多くの分野で幅広く用いられている手法となっている。 |
![]() 櫻井 成一朗 教授 |
法律と人工知能 現在、人工知能は第三次ブームを迎え、すぐにもAI社会を迎えようとしている。既に、AIスピーカーが家庭に導入され、携帯型機械翻訳装置も売られている。春学期は法律人工知能を作成すべく、法ルールを述語論理に基づくPrologで記述することを通じて、法律人工知能の基礎を学ぶ。秋学期は、深層学習に代表される最新AI技術が社会にもたらす影響について批判的に検討することで、人工知能の現在を学んでいく。これらを通じて、「考える」とは何かについて学んでもらいたい。 |
![]() 高橋 順子 准教授 |
ゲームプログラミング研究 本ゼミでは、コンピュータを用いた情報処理技術の応用として、オリジナルなコンピュータゲームの制作を目指します。春学期はC#言語による中級以上のプログラミングができるようになるための基礎演習とゲーム統合開発ツールUnityを用いた実践的なゲーム制作演習を行います。夏休みのゼミ合宿から、コンピュータグラフィックス、カードゲーム、ロールプレイングゲーム、シューティングゲームなどのより高度なプログラミングテクニックについて学び、最終的に応用作品としてオリジナルなコンピュータゲームのプログラムを制作していきます。 |
![]() 角田 真理子 教授 |
消費者法事例研究 経済社会の変化を背景に消費者問題は複雑・多様化し、次々に新しいタイプの問題が発生し、複雑・深刻化している。消費者法は、消費者問題の発生にともない生成されてきており、その時々の時代を写す鏡となっている。 |
![]() 鶴貝 達政 教授 |
情報処理研究 コンピュータを使用して情報処理を行うためにはアプリケーションプログラム(例えば、文章を作成するためのワードや表計算のためのエクセルなど)が必要です。アプリケーションプログラムはプログラミング言語(C言語や perl など)で作成しますが、プログラムの基本的な仕組みはたったの5つ((1)出力、(2)計算、(3)入力、(4)条件判定、(5)繰り返し)からできており、この演習ではそれを応用してアプリケーションプログラムの作成を行います。 |
教授名 | ゼミのテーマ/概要 |
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![]() 阿部 満 教授 |
気候変動法の比較研究 前期に、アメリカの気候変動法の教科書を使って、学生の報告・議論によって、気候変動の問題点・温室効果ガス抑制の手法・気候変動現象への適応についての理解を深める。夏休み中に気候変動がもたらしている現象について個別調査を行い,後期のはじめに報告・議論を行う。後期はアメリカの制度・議論との比較で、日本の気候変動法、政府・自治体・企業の政策について報告、検討を行う。 |
![]() 蛯原 健介 教授 |
比較ワイン法研究室 ~ワインとホップから地域や世界を考える~ このゼミは、日本唯一の「ワイン法ゼミ」です。学内でのゼミおよび現場での研修を通して、ぶどう栽培、ワイン醸造、ラベル表示、ワインの流通や国際取引にかかわる国内外のルールを学びます。あわせて、社会で通用するプレゼンテーションのスキルやコミュニケーション力も身につけていきます。秋学期には、各自が選んだテーマについて調査を行い、8000字程度のリサーチペーパーを執筆します。 |
![]() 東澤 靖 教授 |
国際人権法研究 紛争と難民、ジェンダー、LGBT、ヘイトスピーチなど、国際社会や日本の社会で起きているさまざまな問題を取り上げながら、それらの問題を考えるための国際人権法について研究する。また、ビジネスと人権など、新たな取り組みが始まっている分野も調査する。最初の方で基礎的な知識を学んだ上で、それぞれのテーマを調査し、発表やディスカッションを行う。 |
![]() 申 美穂 准教授 |
国際私法研究 国際私法とは、国際契約、国際結婚、国際養子縁組のような、国際的な私人間の法律関係について、適用される法律(準拠法)を内国・外国の法律の中から選ぶという特殊な機能を持った法律です(日本では、「法の適用に関する通則法」が主な法源)。「国際私法って初めて聞いたし、自分にはあまり縁がなさそう」と思う人は多いと思いますが、交通手段・通信手段が発達し、外国と関わる機会が飛躍的に増えている今日、国際私法はおそらく、皆さんが思っている以上に身近な法律です(注:国際私法は国際法とは異なります!)。 |
![]() 高橋 文彦 教授 |
法と異文化理解(law and cross-cultural understanding) 法とは権利と義務を規定する社会規範である。国家の強制力に裏付けられたこの社会規範は、それぞれの文化的・歴史的な文脈において成立しており、またそれによって制約されている。その結果、我々の思考枠組みから欠落した(あるいは削除された)異文化に属する人々の権利について、我々は往々にして無知であり、その権利主張についてあまりに鈍感である。例えば、現在「青い海・白い砂の楽園」と称されるグアム島において先住民チャモロ人が太平洋戦争中に日本兵に虐殺された事実を、そして彼らの法的・政治的な主張をどれだけの人が知っているか。日本の植民地時代、朝鮮半島で起きたことについてはどうか。ゼミでは、我々のガイドブック的な「知識」あるいは公式の教科書的な「歴史」から欠落した部分に目を向け、異文化理解の視点から我々の思考枠組みの転換を試みる。 |
![]() 鶴田 順 准教授 |
国際法研究(国際法の可能性と限界、国際条約の国内実施) 日本や外国で発生しているさまざまな問題と向き合った際に、国際法が問題状況の改善・克服にいかなる役割を果たしているのか・いないのか(国際法の可能性と限界)という関心から、具体的な問題に即して、国際条約の国内実施に焦点をあてて調査・検討を進める。 |
![]() ヴァラー モリー 専任講師 |
English Translation and Japanese Poetry Is true that, as Robert Frost is thought to have once said, “poetry is what gets lost in translation”? In this seminar, we will consider this question as we examine the translation of Japanese poetry into English. Different genres will be introduced, but we will focus on short verse (waka), arguably the most influential of the various Japanese poetic genres. In addition to examining existing translations, students will be asked to create their own. Approaches to and issues in Japanese to English translation will also be discussed. |
教授名 | ゼミのテーマ/概要 |
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![]() 畠山 弘文 教授 |
比較国家論・国家史論 1) 人類誕生700万年のうち、ヒトが国家をもつようになったのはここ5000年である。それ以降が文明時代である。しかし国家の発生は何らかの危機に対する反応であり、一部の学者は、それは人類の「失敗」だったとしている。 |
![]() 池本 大輔 教授 |
ポピュリズムの台頭とグローバル化の行方 イギリスのEU離脱とトランプの米大統領選出によって、地域統合やグローバル化を特徴とする冷戦終結後の国際秩序の先行きは不透明になった。そこで今年度のゼミでは、冷戦終結後の地域統合やグローバル化の進展について学んだ上で、英米両国に限らず最近の先進国の民主政治に一般的にみられる現象であるポピュリズムを取り上げ、両者の相互関係について探求する。その上で日本がとるべき進路についても考えたい。それ以外にとりあげるテーマについては、ゼミの参加者の希望を踏まえる形で柔軟に決定する。 |
![]() 久保 浩樹 准教授 |
現代世界における議会・政党・選挙 このゼミでは、現代の私たちが生きる社会、とりわけ民主主義的な政治制度の根幹をなす議会制度と選挙制度について世界全体の中での比較という視野から理解を深めることを目的としています。 |
![]() 熊谷 英人 准教授 |
「政治」を読む 熊谷ゼミでは「政治」にかかわる多様な文献を読み、考え、議論することが目的となる。 ゼミの主旨は、なによりも参加者ひとりひとりが読書と議論をつうじて、自分なりの思考・価値観・判断力を身につけることにある。おそらく、みなさんのほとんどは将来、政治学研究者となるわけではなく、卒業後は政治学とあまり関係のない人生をおくってゆくことだろう。だが、大学時代の読書から得た知力・思考力は一生の財産である。思考力や判断力は、本を読み、考えをまとめ、議論してゆくことでしか、身につかないのである。 |
![]() 葛谷 彩 教授 |
歴史の中で国際関係を考える 昨年に引き続き、本ゼミでは、国際問題について歴史的視点から考えることを目的として、関連図書を講読する。ゼミで行う内容は基本的にゼミ生の関心に即して決まる。原則として新書の場合は毎週1冊、単行本の場合は2週間で1冊のペースで講読する。ゼミ生からの積極的なアプローチがなければ何も進まない。逆にそれがあれば、文献講読の他、ディスカッションやフィールドワーク、外部ゲストの講演なども行うことができる。「求めよ、さらば与えられん」が本ゼミの基本方針である。 |
![]() 毛 桂榮 教授 |
政府は、国民の「健康」にどこまで責任をもつのか: 煙草とアルコールの政府規制に関する比較研究 キャンバスなど公共施設での喫煙規制が強化されている。飲酒規制も同様。規制は、年齢規制、場所規制、表示規制など様々。各国の規制も多様。このゼミでは、煙草とアルコールを例に各国の規制を調査し、比較研究を行う。例えば生産・輸入・購入・消費(未成年、場所)の規制、広告の規制、パッケージの表示規制などの比較研究。(主として喫煙規制の)健康増進法があるように「健康」がキーワードで、この研究は、煙草とアルコールの規制の比較研究を通じて、政府が国民の健康に責任を有することのあり方などを研究する。 |
![]() 中谷 美穂 教授 |
様々な政治現象・公共政策の「なぜ」に向き合う。 皆さんは、政治現象や公共政策に対して様々な問いを持つことができるでしょう。例えば、地方議会でも国会でも女性が議員になる割合が少ない状況にありますが、これは「なぜ」でしょうか。都心では待機児童が問題になっている自治体もあればそうではない自治体もありますが、これは「なぜ」でしょうか。好きなタレントや歌手のブログやツイッターにアクセスして情報を取ろうとする動機はあるのに、「政治」のこととなると積極的になれないのは「なぜ」でしょうか? |
![]() 西村 万里子 教授 |
公共政策研究-福祉・環境・まちづくり・雇用等、社会課題の調査研究、 政策提言 ・本ゼミでは、福祉・環境・まちづくり・教育・雇用等の社会課題をとりあげ、 |
![]() 佐々木 雄一 准教授 |
日本政治史を通じて考える政治と政治学 近現代の日本政治史に関する文献を読み、参加者全員がペーパーを書き、議論します。文献は、新書や文庫を1週間に1冊読む予定です。参考までに、2019年度のゼミで読んだ本をいくつか掲げておきます。 |
![]() 渡部 純 教授 |
グローバリゼーションとポピュリズム 近年、話題になることの多いポピュリズムという主題について、グローバリゼーションの問題と合わせて考察する。基本的な文献を講読しつつ、現代の日本政治を素材に考えてみたい。 |