空港で外国人の出入国管理などに携わる入国審査官になりたいと思い、公務員対策が充実している明治学院大学法学部を志望しました。入国審査官は海外の方々と直接交流する仕事ですから、実践的な英語や国際関係について学びたいと思い、学科はグローバル法学科に決めました。

この学科は、ディスカッションやプレゼンテーション、グループ課題が多いため、授業の中でチームワークや責任感が求められ、そのことが学業面のみならず、人間的な成長を促してくれる点に大きな魅力を感じます。

また、学科のカリキュラムには海外留学が組み込まれていますが、私の代はコロナ禍の影響で、通常2年次に行われる留学が3年次にずれこみ、さらに海外留学と国内代替措置の選択制となりました。私は公務員をめざしていた都合で3年次に長期間海外に出るのが難しく、国内措置を選択。日本に在住する外国人が多く通う国内の大学に約2カ月間通いました。国内とは言え、授業はすべて英語で、周囲の学生の国籍も多様でしたから、貴重な異文化体験を積むことができました。

3年次に自主的に法律討論会に挑戦したことも良い思い出です。人種差別問題をテーマに、自分で資料を調べて法的主張を繰り広げたのですが、知識不足は否めず残念な結果に終わりました。この悔しさをバネに再挑戦し、雪辱を果たしたいと考えています！