在学生が感じる明学法学部ってどんなところ?座談会×在学生

各学科から集まった4人の声に耳を傾ければ、
きっとリアルなキャンパスライフが見えてくるはず!
法学部の魅力や見どころ、キャンパスライフについて語っていただきました。

STUDENTS

  • 左近 晴希法律学科3年

  • 岡 莉帆消費情報環境法学科3年

  • 大澤 里奈政治学科3年

  • 丸山 智義グローバル法学科3年

THEME 01

法を学びつつ学生生活もしっかり楽しむ。

高校の家庭科の授業で、消費生活と法について学ぶ機会がありました。そこで興味を持ち、より深く学んでみたいと思ったのが、明学の消費情報環境法学科に入学したきっかけです。特に、消費者法や環境法、企業活動法などを専門的に学べるのが私にとって非常に魅力的でした。

左近 自分は論理的に他者に説明するのが比較的得意なほうだと思っていたので、法律ができたらかっこいいだろうなという軽い気持ちで。あとは白金にキャンパスもあるし、いろいろな地域出身の友人ができたらいいなという期待がありましたね。やりたいことは、大学できっと見つかるだろうと。

私も何になりたいというより、これが学びたいという思いが先だったので、大学で興味のある勉強に専念できるって本当に楽しいなと感じています。

左近 そうなんですよね。それにずっと勉強ばかりというのではなくて、勉強に集中するときは集中して、サークルや学科の友人との交流も楽しめるのが 大学生活のいいところだと思います。2年次から司法試験の準備に集中できる法曹コースに入っていますが、時間の使い方の工夫で両立してきました。

言われてみると私も、ここまでがんばったら週末は映画に行くぞ!みたいにメリハリつけてます。周りの友人もサークルや部活をやっていたり、時間の使い方が上手なので刺激を受けて。左近さんの息抜きはなんですか?

左近 先生やゼミの仲間との食事とかですね。法律学科は、先生との距離感もすごく近くて交流も多いんです。あと、長期休暇を利用した少し大きめの息抜きだと、サークルの旅行に参加したりしています。

THEME 02

専門的な学びから将来が開けていく期待感。

左近 法律学科というと、とにかく暗記が多くて六法を全部暗記するというイメージがあると思うのですが、条文の意味を理解し、理論的に考えてそれをアウトプットする力が重視されていて。特に学科の演習の授業は、自分のアウトプット力を試せるのがすごく楽しいです。岡さんはどうですか?

消費情報環境法学科には、学科独自の授業としてインターンシップがあるのですが、私は市役所の消費生活関連の部署に行って、職員の方と一緒に動いて現場を知る貴重な経験ができました。

左近 考えてみると、消費情報環境法学科だと、消費者を守る側に立つことが多いと思うんですが、法律学科のほうは、たとえば弁護士であれば、どちらの側からも依頼が来るので、双方の立場でアウトプットする練習が大事という違いがあると、今話していて感じました。

そこは大きな違いですよね。私は3年次から別学科の授業も履修できる法学部の仕組みを活用して、法律学科の刑事訴訟法の授業を取りましたが、とても新鮮に感じました。学科によって違いがあるので、本当に勉強になります。

左近 同じ法曹コース内でも、法科大学院に進学して弁護士をめざす人もいれば、法律の知識を一般企業で活かしたいという人もいて。自分は後者のほうですが、いろいろな刺激を受けて将来の選択肢が広がりそうだと感じています。

消費情報環境法学科も、情報系から教員免許まで幅広い道があります。私は今、消費者行政に携わりたいという目標が定まってきたので、ゼミで学びを深めて、進路につなげていきたいです。

THEME 03

学科で異なる個性豊かな学びで大きく成長。

大澤 私は中学高校では社会科がすごく好きで。でも高校3年生で衆議院議員選挙に初めて投票するとき掲げている政策がわからないと選べないと身に染みました。それで、もっと政治や社会のことを学びたいと思ったんです。明学の政治学科は必修が少なく自由度が高いのが魅力でしたね。

丸山 僕の場合は、高校時代から発展途上国のボランティア活動をする中で、格差とか人権とかを考えたときに、国際法は一体どうなっているんだろうと興味を持っていました。大学で留学も経験したかったので、国際法を学びながらカリキュラム留学もできる明学のグローバル法学科はぴったりでした。

大澤 留学は2年次に行かれたんですよね。実際どうでした?

丸山 オーストラリアで4カ月ホームステイをして、異文化に触れながら語学や法を学ぶという貴重な体験ができました。1年次の必修科目で英語で日本の法律を学んだのですが、英米法を学ぶときにもすごく役立って。留学後はより広い視野で国際的な問題を見られるようになったと思います。大澤さんは、政治学科で印象的だったことはどんなことですか?

大澤 新入生を歓迎する「フレッシャーズキャンプ」が、政治学科はちょっと独特なんです。政治家の方を招いて講演してもらったり、討論をしたりする一大イベントなのですが、その副実行委員長を2年間務めました。委員長をサポートしつつ40名くらいの委員をまとめるのは、大変な部分もありましたが、複数の人が関わるプロジェクトを進めていく実践力も身についたのではと思います。

THEME 04

刺激を受けながら視野が広がっていく。

丸山 僕の所属している国際法ゼミは、先生がユニークで、参加すること自体が楽しいというのもあるのですが、各自が深めたい内容を研究して質の高いアウトプットをしているので、とにかく刺激になります。難民問題から宇宙資源、海洋ゴミ、芸術まで幅広い分野に法の視点で斬り込んでいくような。

大澤 すごい、本当に幅広いんですね。私は政治と法、メディアの関係性や歴史に興味があるので日本政治史のゼミでメディアについて研究しています。主にSNSが政治に与える影響を考えているのですが、政治や法って実はすごく身近なもので、しかもゼミで先生やほかのゼミ生と話していると、だんだんと学ぶハードルが下がってくる気がするんですよね。いい環境だなと思います。

丸山 そうですよね。明学の法学部のいいところは、たとえ入学時に明確な将来像とかやりたいことがなくても、それが見つかったり、夢をかなえる方法に出会えたりすることかなと思っています。

大澤 私は最近、街を歩きながら建物を見たりして、どうしてこういう建物ができ、こういう街になってきたのかを考えるのが好きになりました。すごく身近な政治の形が街だったりするので、学んだことで街づくりに貢献できたらいいなと漠然とですが思っているところです。

丸山 いいですね。僕はこれまでやってきた国際ボランティアも続けて、発展途上国で人権がないがしろになっている部分をなんとかしたいなと。明学の教育理念“Do for Others”のように自分の行動からなんらかの形で社会に貢献したいと思っています。残りの学生生活も悔いのないよう楽しみます!