第8回日台韓交流事業が、2019年11月2日に台湾の国立東華大学で開催されました。メインテーマは「Application And Practice of European Experience in Asia: Idea of Cooperation and Integration 『アジアにおけるヨーロッパの経験の応用と実践:協力と統合のアイデア』」です。
日本からは、渡辺充ゼミ、渡部純ゼミ、田澤ゼミと西村ゼミの4ゼミが参加しました。日台韓3ヶ国、計12チームがそれぞれメインテーマにそって個別テーマを設定し、20分の発表と10分間の質疑応答を行いました。例年以上に参加チームが多く、とても有意義なシンポジウムとなりました。
日時:2019年11月2日(土)
場所:国立東華大学 花師教育學院
日程
08:50-09:20 開会式/記念撮影
09:30-10:00 明治学院大学(Team1)
テーマ:Virtual Educational Program for Asian Union
10:00-10:30 明治学院大学(Team5)
テーマ:Co-operation among the Asian Countries on Facilitating the Transnational Movement of People
10:30-11:00 国立東華大学(Team3)
テーマ:Difference and Integration of European and Asian Education
11:00-11:30 ソウル市立大学(Team1)
テーマ:Green Ideas for Tourism in Asia
11:30-12:00 国立台湾師範大学(木山元彰)
テーマ:台湾と日本の学校生活の比較-台湾での高校生活を振り返って
12:00-13:30 昼食
13:30-14:00 国立東華大学(Team1)
テーマ:Challenges Faced by the Belt and Road Initiative
14:00-14:30 明治学院大学(Team2)
テーマ:Establishment of Asian Union
14:30-15:00 国立台湾師範大学(莊享翰)
テーマ:アメリカによる沖縄統治の歴史の流れ-沖縄住民の思考に着目して
15:00-15:30 明治学院大学(Team3)
テーマ:Cooperative Relations Of Community Revitalization in Asia
15:30-16:00 休憩
16:00-16:30 ソウル市立大学(Team2)
テーマ:Waste to Energy Binding East Asia Together
16:30-17:00 国立東華大学(Team2)
テーマ:Sustainable Development
17:00-17:30 明治学院大学(Team4)
テーマ:Asian Regional Co-operation in the Plastic Waste Problem
17:30-18:00 閉会式
18:30-20:00 晩餐会
発表当日の朝、皆でホテルから会場に徒歩で移動しました。
11月でしたが台湾は少し蒸し暑かったです。
開会式は中国語と日本語での挨拶でした。
いよいよシンポジウムスタートです。
明治学院大学の渡部純ゼミチームがトップバッターです。
VRを使った教育プログラムをアジアで普及するという発表内容でした。
真剣に他のチームの発表を聞いています。
その後も発表は続きます。
東華大学チームは、ヨーロッパとアジアの教育の違いに注目した発表をしました。
ソウル市立大学チームは観光における環境汚染問題を解決する方法を発表しました。
発表は日本語で、とても上手だったので日本チームは驚きました。
午前の発表が終わると昼食休憩です。
昼食後には台湾の学生さんにキャンパスを案内してもらいました。
国立東華大学は、台湾で一番大きな大学です。
広大な池があったり、放し飼いの犬がいたりとスケールの大きさに驚きました。
午後の部では明治学院大学の渡辺充ゼミから2チームが発表しました。
先に発表したチームはアジア版EUの設立というテーマです。
今のアジア情勢に踏み込むテーマだったので、韓国チームや台湾チームから質問が来て非常に盛り上がりました。
後に発表したチームは、地域通貨を使ってアジアの地域同士で連携する仕組みについて発表しました。
少し緊張していたようでしたが、無事に発表することができました。
その後、30分程の小休憩では東華大学が用意してくださったスイーツを食べました。
休憩時間を利用して写真を撮るなど、ラストスパートへ向けてリフレッシュです。
小休憩も終わり、残る発表もいよいよ3チームとなりました。
そして、今回のシンポジウムの最後に明治学院大学の西村ゼミが発表をしました。
プラスチックゴミ問題におけるアジアの地域連携のあり方という発表内容でした。
約9時間にも及ぶシンポジウムも終わり、閉会式では渡辺充先生が英語と日本語で締めくくりの挨拶をしてくださいました。
また、今回紹介しきれなかったチームも非常に面白い発想や着眼点から発表をして、質問が各国チームから飛び交い、全体的に盛り上がったシンポジウムとなりました。
そして発表も終わり、各ゼミはそれぞれ記念の集合写真を撮りました。
まず渡部純ゼミです。毎年日台韓交流事業に参加しているゼミです。
皆明るく、元気が良い印象でした。
続いて渡辺充ゼミです。こちらも毎年日台韓交流事業に参加しているゼミです。
WATAXと書かれたオリジナルの服を皆で着ていて、非常に結束力が強い印象でした。
今回、明治学院大学の中で唯一2チームが発表しました。
そして次に田澤ゼミです。今回初めて参加したゼミです。
残念ながら発表中の写真がなかったのでここで紹介させていただきます。
外国人労働者のビザの取り方について発表をしました。
明治学院大学チーム唯一英語で発表をした、少数精鋭のゼミです。
最後は西村ゼミです。こちらも今回2回目の参加のゼミです。
西村先生は不在でしたが、堂々としていて結束力がある印象のゼミでした。
写真には台湾の学生さんも。笑顔で写っていて、とても仲が良さそうです。
シンポジウムの後は会場を移動して晩餐会です。
皆、発表を終えて笑顔で楽しくご飯をいただきました。
一見キノコに見えますが、実はデザートです。
とても甘く、とても美味しく、そしてとても驚きました。
翌日は午後から夜にかけてそれぞれ台湾を観光しました。
夜市など台湾の文化に触れることができて新鮮でした。
今年のシンポジウムも閉幕です。
残念ながら今回紹介することができなかったチームも入念に準備、調査をして発表をしていました。
そして渡辺充ゼミ、渡部純ゼミ、田澤ゼミ、西村ゼミ どのゼミもそれぞれ研究成果を十分発揮し、素敵なプレゼンだったと感じました。
また、台湾や韓国の学生とも沢山交流することができました。
来年も是非参加したいと思います!!
-文責 渡辺充ゼミナール-