【テーマ】いわゆる気候変動に対する緊急避難(Klimanotstand)について
概要:気候変動対策の必要性を訴える抗議活動が過激化し、とりわけヨーロッパでは、世界的な名画に食べ物を投げつける行為などが問題となっています。近年ドイツでは、こうした事件に関する判決が出され、建造物侵入罪や器物損壊罪などの成否をめぐって激しい議論が交わされている状況です。そこで、ミュンヘン大学のアルミン・エングレンダー教授をお招きし、最新の判決をご紹介いただきながら、そのような行為を緊急避難として正当化することができるのか、問題点や解決方法を披露していただきます。また、トリアー大学のティル・ツィマーマン教授からは、講演に対するコメントをいただく予定です。皆さんと一緒に、この問題について考えてみたいと思います。
日時:2023年3月22日(水)15時15分~16時45分(4限)
形式:対面(白金キャンパス1255教室)
講師:アルミン・エングレンダー教授(ミュンヘン大学法学部)
コメンテーター:ティル・ツィマーマン教授(トリアー大学法学部)
参加無料、事前登録は不要です。直接会場までお越しください。
学術講演会のチラシはこちらから
お問い合わせ:明治学院大学 法律科学研究所(受付時間:月~金 10:00~18:00)
TEL:03-5421-5209 / メール:law@law.meijigakuin.ac.jp