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渡辺教授と毛教授が北京大学で講演

レポート

北京大学政府管理学院の招聘を受けて、渡辺充教授(法律学科)と毛桂榮教授(政治学科)が、9月10日(火)、北京大学で講演を行いました。

当日のテーマは、2024年国際行政フォー​​ラムの一環として「公務員制度」となっており、渡辺教授、毛教授は、それぞれ次の個別テーマで講演をしました。

 

●トピック1:渡辺充教授『日本における公務員の副業と税金』

日本の公務員法制度では、公務員がパートタイムで仕事をしたり、収益性の高い副業を行うことを禁止しています。しかし、その例外として、上長の許可を得て、あるいは無許可であっても、いくつかの副業が認められており、講義では、それらの副業の内容について簡単に説明します。また、それらの副業については、所得税の課税問題も発生しますので、その問題点につき説明します。

<渡辺教授 講義風景>

 

●トピック 2: 毛桂榮教授『公務員の概念』

  「公務員」という用語は日本で生まれ、中国に伝わりました。本講義では、公務員制度における「公務員」の範囲、特に中国の公務員制度における「公務員」概念の特徴を探りながら、「公務員」という用語とその概念の多様性を紹介・分析します。

<毛教授 講義風景>

 

 当日は、行政学講座の学部受講生、大学院生、教授陣を含め多くの受講者があり、両教授による明解な日中の比較検討につき、大いに関心をもって受講されていました。講演後には熱心な意見交換会もあり、充実した講演会でした。

 

【当日の講演を伝える学内ポスター】