担当科目

【担当科目】憲法、EU法、ワイン法、食文化と法、Global Legal Studies、演習
【オフィスアワー】2024年度は国外研究(大韓民国)のため授業は担当しません。

【EU法の授業概要】EU(欧州連合)のしくみ、EU法体系の全体像を、EUの公用語で書かれた教材を使いながら学びます。EUや加盟国に関する最新ニュースを紹介するほか、学生によるプレゼンテーションやアクティブラーニングの機会も設けます。

専攻・研究分野

公法学、ワイン法

最近の研究テーマ

  1. フランス憲法・EU法研究、仏・韓比較法研究
  2. 酒類行政と憲法、広告規制をめぐる憲法問題、法学教育における異文化理解の意義
  3. 世界各国(日・欧・アジア)のワイン法・地理的表示制度の比較研究
  4. 国内の酒類製造業者や自治体に対する日本産酒類輸出・ブランド形成の支援、地理的表示の指定・登録に向けたサポート

主な発表論文・著書

著書
  1. 単著『オンライン学習時代の憲法入門』(成文堂,2021)
  2. 単著『日本のワイン法』(虹有社,2020)
  3. 単著『ワイン法』(講談社メチエ,2019)
  4. 単著『はじめてのワイン法』(虹有社,2014) 
  5. 共編著『フランス憲法と社会』(法律文化社,2023) その他、共編・共著書多数
論文

明治学院大学公式サイトの研究者情報をご覧ください。

ゼミについて

テーマ

比較ワイン法研究室 ~ワインとホップから地域や世界を考える~

概要

◆このゼミは、日本初、かつ日本唯一(だと思います)の「ワイン法ゼミ」です。学内でのゼミだけではなく、現場での研修を通して、ぶどう栽培、ワイン醸造、ラベル表示、ワインの流通や国際取引にかかわる国内外のルールを学びます。あわせて、社会で通用するプレゼンテーションのスキルやコミュニケーション力を身につけます。秋学期には、各自が選んだテーマについて調査を行い、8000 字程度のリサーチペーパーを執筆します。
◆徹底した少人数教育を行う必要性に加え、ソーシャルディスタンスをとりながら研修やワイナリー訪問を行う必要があり、2023年度は最大11 名程度を募集する予定です。
学外研修は、木曜日の1〜3時限を使います。
◆2022 年度においては、春学期中は、少人数のグループに分かれて、山梨、長野、福島、東京などのワイナリーを訪問。8月には、コロナ禍以来はじめてのゼミ旅行を実施し、神戸ワイナリー、大阪府羽曳野市の河内ワイン、サントリー京都工場で研修を行いました。さらに、秋学期には北海道でもゼミ旅行を実施し、北海道中央葡萄酒の千歳ワイナリー、北海道ワインの小樽ワイナリー、北海道大学などを訪問する予定です。
◆このほか、日帰りのイベントとして、4月に新宿御苑で「桜を見る会」、6月に「三崎まぐろきっぷゼミ」での三崎港・城ケ島遠足、7月にサントリー武蔵野ビール工場見学、渋谷ワイナリー見学&ランチ会を行いました。感染拡大防止に留意しつつ、少人数でのワイン会も開催することができました。
◆教室でのゼミは、通常の学生発表のほか、ワイン輸入業者の三国ワインによる特別ゼミを実施しました。さらに、2021年度と2022年度は、JR 東日本、東邦レオ、明治学院大学社会連携課、港区の方々とともに、ホップを栽培し、ビールを造るプロジェクトに参加。ゼミ生たちがビールのラベルをデザインしました(詳しくは、ゼミ生たちのインスタグラムhop_step_jump_20 をご覧ください)。
◆ゼミでは就職活動支援にも力を入れており、4年生による就活指導も行っています。
卒業生は、公務員(国家公務員、県庁、特別区、市役所)、ワイン・食品業界、エアライン、商社、マスコミ、金融、メーカー、大学教授(法学部)、高校教員(政治・経済)など、さまざまな分野で活躍中です。
◆担当教員はグローバル法学科所属ですが、法律学科、消費情報環境法学科、政治学科の学生のみなさんの応募も歓迎します。ゼミについての詳しい情報は、Zoom でのゼミ説明(下記「学生への伝達事項」参照)でお話しします。また、Instagram でも情報を発信していきます(アカウント名mguwinelaw で探してみてください)

参考書

①蛯原健介『ワイン法』(講談社、2019年)
②同『日本のワイン法』(虹有社、2020年)
※合格者は、12月末までに購入しておくこと。

ゼミ生の声