担当科目

【担当科目】憲法、法情報処理演習
【オフィスアワー】毎週火曜日昼休み、場所:研究室 (メールにて要予約)
【憲法の概要】憲法は、社会を動かす生きた法です。授業では、憲法の生まれた歴史的背景や条文の意味を学ぶとともに、裁判の実例を教材として、憲法が現実社会で果たす役割を理解します。

専攻・研究分野

憲法

最近の研究テーマ

ドイツ憲法裁判の研究

主な発表論文・著書

著書
  • 共著『新基本法コンメンタール憲法』(2011日本評論社)第16条、第18条担当
  • 共著『ドイツの憲法判例 IV』(2018年 信山社)
  •  共著『ドイツの憲法判例 III』(2008年 信山社)
  •  共著『ドイツの憲法判例 II(第2版)』(2006年 信山社)
  •  共著『ドイツの憲法判例 I(第2版)』(2003年 信山社)
  • 共著・LS憲法研究会編『プロセス演習憲法(第2版)』(2006年 信山社)
  •  共著『法科大学院ケースブック憲法』(2005年 日本評論社)
訳書
  • 共訳 シュテルン『ドイツ憲法Ⅱ基本権編』(2009信山社)
論文
  • 「欧州逮捕状の執行に対するEU基本権憲章に基づく違憲審査」自治研究98巻6号149頁(2022年)
  • 「忘れられる権利II決定 ―― 検索エンジンに対するリンク削除請求と『忘れられる権利』」 自治研究 97巻10号(2021年),153頁 (単著) 2021/09
  • Gleichstellung nichtehelicher Kinder – vor dem Verfassungsgericht und dem Parlament, in Matthias Jestaedt, Hidemi Suzuki (Hrsg.), Verfassungsentwicklung II – Verfassungsentwicklung durch Verfassungsgerichte, 2019 Mohr Siebeck.
  • 「ドイツにおける精神病患者の強制治療と基本権保障」『憲法理論とその展開 - 浦部法穂先生古稀記念』(2017 信山社)
  • 「ドイツ連邦憲法裁判所における平等審査の新傾向」明治学院大学法学研究101号(2016年)161頁
  • 「立法裁量統制の意義と限界」公法研究 77号184頁(2015年)
  • 「プロバイダのメールサーバ上にある電子メールの差押えと通信の秘密」 自治研究 90巻11号143頁 (2014年)
  • 「個人の日本国内への入国と居住を保障する憲法原理を求めて」法律時報 84巻12号46頁 (2012年)
  • 「司法審査における人権条約の位置 ―― 日独比較の観点から ―― 」国際人権23号49頁 (2012年)
  • 「国籍確認訴訟の理論的・実践的意義」国際人権 20号85頁(2009年)
  • 「安全と自由をめぐる一視角ーードイツにおけるラスター捜査をめぐって」名古屋大学法政論集230号335頁(2009年)
  • 「法廷におけるテレビ撮影と放送の自由」ドイツ憲法判例研究会編『ドイツの憲法判例II(第2版)』 150頁 (2006年)
  • Besonderheit des Grundrechtsschutzes durch den Japanischen Obersten Gerichtshof, in: Ch. Starck (Hrsg.), Fortschritte der Verfassungsgerichtsbarkeit in der Welt - Teil II, 2006 Nomos., S. 85.
  • 「ドイツ連邦憲法裁判所による議事手続に対する違憲審査」明治学院論叢法学研究第76号(2003.12) p.159
  • 「憲法裁判における『訴えの利益』──ドイツ憲法異議訴訟における権利保護の必要性概念を手がかりとして──」 栗城壽夫先生古稀記念論文集『日独憲法学の創造力(下)』(2003 信山社)p.32
判例評釈
  • 行政上の不利益処分と適正手続――成田新法事件 憲法判例百選(第7版) 242頁(2019年有斐閣)
  • 単著「町による署名者への戸別訪問調査と表現の自由・請願権・プライバシー」ジュリスト臨増平成23年度重要判例解説26頁(2012年有斐閣)

ゼミについて

テーマ

憲法に関する個別的諸問題の研究

概要

受講者各自が自分の研究テーマを決め、研究の成果を順次授業中に報告して、学年末にゼミ論文にまとめます。多少なりとも憲法に関係があれば、どんな研究テーマを選んでもかまいません。なお、法科大学院進学希望者、公務員試験受験希望者には、教員からそれぞれの進路に適したテーマを提案します。
4年間の学生生活で、「これを勉強した」と胸を張って言える成果を残しましょう。ゼミの運営については、ゼミ長以下各種の委員をおいて、学生の自主的な運営に委ねています。原則としてすべての受講者に、何らかの委員に就いてゼミの運営に参加してもらいます。

参考書

開講時に指定します。