政治学科所属
渡部 純 教授 WATANABE, Jun
1999年京都大学博士(法学)
担当科目
【担当科目】日本政治論、現代政治理論2、日本政治論入門、など
【オフィスアワー】木曜日17時から18時30分。講義時かemailにて予め在室を確認してください。
【日本政治論の概要】同時代の日本政治の問題を素材にして理論的に考察しています。取り上げているテーマは、「政治とおカネ」「ポピュリズム」など。できる限り、学生との対話という形をとって進めていきます(そのため、予定外の論点に深入りすることも・・・)。
専攻・研究分野
政治学、政策過程論
最近の研究テーマ
政治過程を規定する構造的要因の解明。とりわけ国家なるものがいかに基底的に関与しているかを考察している。
主な発表論文・著書
- 著書『企業家の論理と体制の構図―税制過程に見る組織と動員』木鐸社、2000年3月。
- 著書『現代日本政治研究と丸山眞男―制度化する政治学の未来のために』勁草書房、2010年3月。
- 著書『〈戦いの物語〉の政治学ー日本人は何を守ろうとしてきたのか』風行社、2022年。
- 論文「戦死者とナショナル・アイデンティティー国立墓地の形成過程に見る南北戦争の「語り」とreunion」明治学院大学『法学研究』第90号、2011年1月、395-433頁。
ゼミについて
テーマ
日本政治の諸問題
概要
本年度は、映像作家岩井俊二の作品を取り上げ、そこに隠された暴力の契機を読み解くことで、1980年代以降の日本社会にある平和観・政治観の特質を新たな角度から明らかにしていきたい。
参考書
適宜指示します。入手困難な資料については、こちらで用意します。