政治学科所属

WATANABE, Jun

1962年生まれ、1999年京都大学博士(法学)

担当科目

【担当科目】日本政治論、現代政治理論Ⅱ、政治学基礎演習、演習
【オフィスアワー】毎週金曜日2時限目、場所:研究室
【日本政治論の概要】現代日本政治の具体的な事例に即して、それを理論的に分析します。受講生と対話型の講義も試み、学生が社会科学的な思考方法を身につけられるように努めています。

専攻・研究分野

政治学、政策過程論

最近の研究テーマ

政治過程を規定する構造的要因の解明。とりわけ国家なるものがいかに基底的に関与しているかを考察している。

主な発表論文・著書

  1. 著書『企業家の論理と体制の構図―税制過程に見る組織と動員』木鐸社、2000年3月。
  2. 著書『現代日本政治研究と丸山眞男―制度化する政治学の未来のために』勁草書房、2010年3月。
  3. 論文「戦死者とナショナル・アイデンティティー国立墓地の形成過程に見る南北戦争の「語り」とreunion」明治学院大学『法学研究』第90号、2011年1月、395-433頁。
  4. 論文「日本政治の変容と政治学ー1990年代以降の政治過程をめぐって」明治学院大学法学部政治学科編『初めての政治学ーポリティカル・リテラシーを育てる』風行社、2011年3月、87-111頁。

ゼミについて

テーマ

グローバリゼーションとポピュリズム

概要

近年、話題になることの多いポピュリズムという主題について、グローバリゼーションの問題と合わせて考察する。基本的な文献を講読しつつ、現代の日本政治を素材に考えてみたい。
なお、国際交流事業が開催される場合は、そこでの報告のために前期のゼミテーマを変更する可能性があるので了解されたい。

参考書

適宜指示する。入手困難な資料については、こちらで用意する。