政治学科所属

IKEMOTO, Daisuke

1974年7月19日生まれ 東京大学法学部卒業 オックスフォード大学政治国際関係学部博士課程修了(Ph.D)

担当科目

【担当科目】国際政治学、国際組織論、比較政治、政治学基礎演習、演習・卒業論文
【オフィスアワー】毎週木曜日4時限目、場所:研究室(授業時に要予約)
【国際政治学の概要】アフガン戦争、アメリカ発の経済不況、地球温暖化など世界で起きている出来事が私達の生活とどう関わっているのか理解し、問題に対処する方法を自分の頭で考えるのが課題です。

専攻・研究分野

ヨーロッパ統合・ヨーロッパ国際関係史・イギリス政治

最近の研究テーマ

イギリスとフランスがヨーロッパ通貨統合に対照的な態度をとるようになった理由

主な発表論文・著書

著書
  • European Monetary Integration, 1970-79: British and French Experiences (London: Palgrave Macmillan, 2011).
  • 佐々木毅編『21世紀デモクラシーの課題』(吉田書店、2015年)第4章「イギリス」
  • 明治学院大学法学部政治学科編『初めての政治学[改訂版]』(風行社、2015年)第10章「EU(欧州連合)の歴史と課題」
  • 明治学院大学法学政治学科編「政治学の扉」(風行社、2015年)第10章「国際社会と国際組織」
  • 『ヨーロッパ通貨統合史1970-79年:イギリスとフランスの経験』マクミラン社、2012年(英文)
  • 共著『イギリス現代政治史[第2版]』ミネルヴァ書房、2016年
  • 共著『欧州統合史:二つの世界大戦からブレグジットまで』ミネルヴァ書房、2019年
  • 共著『EU政治論:国境を越えた統治のゆくえ』有斐閣、2020年
  • 共著『政治学[第2版]』東京大学出版会、2022年
論文
  • 「イギリスの国際通貨戦略と対ヨーロッパ政策」『国際政治』第173巻、84-97頁、2013年

ゼミについて

テーマ

ポピュリズムの台頭とグローバル化の行方

概要

イギリスのEU離脱とトランプの米大統領選出によって、地域統合やグローバル化を特徴とする冷戦終結後の国際秩序の先行きは不透明になった。そこで今年度のゼミでは、冷戦終結後の地域統合やグローバル化の進展について学んだ上で、英米両国に限らず最近の先進国の民主政治に一般的にみられる現象であるポピュリズムを取り上げ、両者の相互関係について探求する。その上で日本がとるべき進路についても考えたい。それ以外にとりあげるテーマについては、ゼミの参加者の希望を踏まえる形で柔軟に決定する。
ゼミでは、文献読解・資料調査の方法、議論の提示の仕方、時事問題に関する英語の文章の読み方など、社会科学を学ぶ上で不可欠のスキルについてもあわせて学習する。このゼミは参加者全員が卒業論文を執筆することを前提にしている。4年次に入る段階でテーマを決定し、中間報告をへて、論文執筆へと進む。

参考書

※教科書・参考書の詳細についてはゼミ募集ガイドブックにてご確認ください。

ゼミ生の声

16JP 細川 仁美
18JP 来住 樹生