問題の発⾒⼒、討論⼒、解決提案⼒を専⾨的に実践的に学ぶ

政治とは、社会の問題を解決するために、その構成メンバーが意思決定し、実⾏するプロセスです。
こうした問題の解決には、科学的なアプローチ、歴史の理解、哲学や思想に基づく構想⼒が求められます。
政治学科は、総合的な判断⼒と批判⼒を兼ね備え、勇気と他者への想像⼒を持って社会の問題に取り組める、“教養ある政治的市⺠”を育成します。

キャリアを見据えた学び

企業人でも、公務員でも、教員やNPOでの勤務にも、すべて政治の営みが関わってきます。どの進路においても必要な知識や課題解決の技能を身に着けることができるカリキュラムが用意されています。必修科目が少なく、自分の学びたい科目を自由に選べることも特徴です。

社会課題の解決に向け、
自主性を促す学び

世の中にある様々な問題の解決に向けて、自ら動いてゆける自主性を育んでいきます。学生主体で企画・実施する政治家の講演会、討論会。自らのテーマで現場に出向き、議員や記者にインタビューし報告書を書き上げるフィールドワークなどがあります。

地域課題から
グローバルの問題まで扱う幅広さ

扱うテーマはローカルな問題から国際政治まで幅広く、ゼミは平均人数10名で、少人数教育を徹底しています。海外への実地研修や全国の大学生が公共政策立案を競う大会へ参加を行うゼミなど、個性豊かなゼミが多数あります。

実践的カリキュラム

学生主体の政治講演会/フレッシャーズキャンプ企画運営

学生主体の政治講演会の様子

政治講演会を学生主体で開催
~多数の政治家を講演会に招へい~

毎年、政治学科で4月に行われる「フレッシャーズキャンプ」は、入学したばかりの1年次生に政治学科での学びを体験してもらうため、2年生が討論会を企画・運営しています。また、フレッシャーズキャンプには、政治家の講演会も合わせて開催しています。

政治家の選出から、交渉、当日の運営まで、すべて学生自身で行うのが政治学科の伝統です。これまで来ていただいた政治家の方々は、今まさに政治過程の中心にいる方ばかり。政治学科ならではの貴重な経験となります。

      

3・4年次での本格的な研究につながるフィールドワーク

フィールドワーク流れ

政治学は社会を対象とした学問です。そのため、理論と現場の両面から学べるさまざまな仕掛けが用意されています。「フィールドワーク」では、自分でテーマを設定し、それに基づき、学生が議員事務所や新聞社、役所、政党などに取材を申し込み、インタビューなどを行って実態に向き合います。そして、教員の個別指導の下、8000字以上の研究報告書を書き上げます。また、社会の実際を学ぶため、就業体験実習科目としてインターンシップも単位化しています。

過去のフィールドワーク例:若者の政治参加意識を高める啓発活動(「かながわ選挙カレッジ」)への参加、地方議員の情報発信の現状調査とインタビュー実施など

個性豊かなゼミ

日中韓トライアングルプログラムへのゼミ参加

政治学科は1年次から全員がゼミに参加するほか、3・4年次のゼミは卒論執筆に向けた教育を行います。平均人数は15名以下と少人数教育を徹底。

  • 海外への実地研修(ドイツ・韓国・タイ等)を行うゼミ
  • 全国の大学生が公共政策提案を競う研究大会(ISFJ)への参加を積極的に進めるゼミ
  • 他大学と合同研究合宿を行うゼミ
  • 第一線で活躍する方々(外交官、ジャーナリスト、公務員・NPO関係者等)を招き、現場の考えや課題を聞き、議論するゼミ

等個性豊かなゼミが多数あります。