問題の発⾒⼒、討論⼒、解決提案⼒を専⾨的に実践的に学ぶ
政治とは、社会の問題を解決するために、その構成メンバーが意思決定し、実⾏するプロセスです。
こうした問題の解決には、科学的なアプローチ、歴史の理解、哲学や思想に基づく構想⼒が求められます。
政治学科は、総合的な判断⼒と批判⼒を兼ね備え、勇気と他者への想像⼒を持って社会の問題に取り組める、“教養ある政治的市⺠”を育成します。
少人数教育
小規模学科での主体的な学び
1学年約150名という小規模学科の強みを活かした、主体的な学びを可能にするカリキュラム。学外実習(フィールドワーク)や学生イベントの企画(フレッシャーズ研修)、授業での発表・討論を通じたアクティプな学びにより、大教室で座っているだけでは身につかない主体性やコミュニケーション能力が芽生えます。
政治学演習
主な演習テーマ
具体的には、以下のような演習テーマで実施しています。
- ポピュリズムの台頭とグローバル化の⾏⽅
- 歴史の中で国際関係を考える
- 現代世界における議会・政党・選挙
- 「政治」を読む
- ⽇本政治史を通じて考える政治と政治学
- 様々な政治現象・公共政策の「なぜ」に向き合う
- 公共政策研究-福祉・環境・まちづくり・雇⽤等、社会課題の調査研究、政策提⾔
- ⽐較国家論・国家史論
- 政府は、国⺠の「健康」にどこまで責任をもつのか:煙草とアルコールの政府規制に関する⽐較研究
- グローバリゼーションとポピュリズム
日本政治史を通じて考える政治と政治学
佐々木ゼミ/3~4年次/佐々木 雄一 准教授
多様な切り口から探る政治・社会
読む、書く、議論する、考える
政治を、自分の言葉で。
政治学は幅の広い学問で、まず間違いなく、何かしらみなさんの関心に合致する内容を含んでいます。しかし、とらえどころがない。また、政治を遠い世界のように感じている人も多いでしょう。そこで、どうするか。さまざまな観点から、少しずつ政治を解きほぐしていきます。政治的リーダーシップ、メディア、若者の政治意識、ジェンダー、少子高齢化、地方政治・・・。バラバラなようで、掘り下げていくと、相互に関連する部分が出てきます。
本を読む。映画やテレビ番組を見る。ペーパーを書く。議論する。グループワークをする。考える。ゼミ生同士で、学び合います。初めのうちは、やや大変かもしれません。でも少しくらいの大変さは、ゼミの醍醐味の一つだろうと思います。繰り返しているうちに、借り物ではない自分自身の言葉で、政治や社会をとらえる力が身についてきます。